情報商材アフィリエイトや物販アフィリエイトは、読者にモノを買ってもらう事が目的です。

モノを買ってもらう以上、それは営業をかけることと同じことです。

アフィリエイトの場合は、文章によって営業をかけます。

そのため、売るための文章のスキル、表現方法、心理的なテクニックが重要であるという事は、当サイト内のコンテンツで散々解説をしています。

そこで、今回は読者に決断をしてもらうコツを紹介します。

 

 

アフィリエイトにおける「決断」というと、「買ってもらうこと」と思うかもしれませんが、そうではありません。

なぜなら、「買わないこと」を決めるのもまた1つの「決断」だからです。

 

では、「買わないこと」を決断したことは絶対的に悪いことであり、マイナスのことなのでしょうか。

断じて、そうではありません。

「決断」をさせることは、情報を取り入れたうえで迷った末に行う行動です。つまり、読者の頭に強く印象付けさせているということです。

「決断」をせずにフラフラと迷っている状態って、何だかんだどんどん頭の中の情報が薄れていき、すぐに忘れてしまうことが多いと感じませんか?

しかし、「決断」をするということは、「買う」「買わない」にしろ読者を前に進ませたということです。

前に進む場合自分の中で「納得」が伴います。「納得」を与えてくれるようなコンテンツに出会えた場合、それは1つの信頼の指標になります。

「納得」って、人生において結構大事だと思いませんか?

僕個人としては、「納得」は人生のテーマにさえもなっています。

 

アメリカのメジャーリーグで次々と偉大な結果を残し続けているイチローさんの言葉にも「第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい。」というものがあります。

人間は周囲の意見や評価をとても気にします。日本人は特にその傾向が強い民族かもしれません。しかし、周囲を気にして下した「決断」は「納得」が伴っていませんよね。

あとあと後悔がつきまとうことが多いです。やはり自分の人生ですから、自分が納得できるかどうかはとても重要なファクターです。

つまり「納得」は重要だということです。そして、サラッと触れましたが周囲を気にした結果下した「決断」ではなく、自分で選択した「決断」をしてもらうことも非常に重要です。

それが「クロージング」です。

 

こうした流れを作ってあげることで、今回の商品は買わなかったとしても「この人が勧める情報や商品ならば、ちょっと興味があるな」と感じてくれる可能性があります。それはメルマガの登録へつながるということです。

アフィリエイトにおけるメルマガの重要性は他の記事でもたくさん紹介しています。

メルマガは確かにコンテンツ作りが面倒ですが、圧倒的に成約率が上がりやすい傾向があります。

メルマガに登録してもらえたという事で1つの信頼の壁を突破していますし、直接的に売り込みをかけることができ、より教育的な情報を整理して配信することが出来るため、商品の必要性を感じさせやすいのです。

もちろん、しっかりした文章を書いている前提ですが・・・。

しっかりとした文章がどのようなモノか知りたい方はこちら。

>コピーライティングとは|アフィリエイトで無視できないテクニック。

 

 

クロージング|決められない要素

「決断」をしてもらうことの重要性はご理解いただけたかと思います。

では、「決断」に至れない場合、それはなぜなのか考えてみましょう。自分自身、「購入する」「購入しない」にしても決断ができない時って、どういう時でしょうか?

おそらく、こんな不安があるのではないでしょうか?

  • もっと安い商品はないのだろうか・・・。
  • もっと良い商品があるのではないだろうか・・・。
  • ここに書かれている情報は確かなのだろうか・・・。

この3つの不安のどれか1つでもあったら、その場で決断を下しません。決断を下す要素、情報が足りないと感じてしまうためです。

 

 

クロージングの不安要素|もっと安い商品はないのだろうか・・・。

もっと安い商品というのは、別の商品だけではなく、同商品の価格比較も含まれます。現代はインターネットが爆発的に普及し、ネットで買う入り口がたくさん存在します。

それらを比較し、より買う方法が楽なもの(クレジット払い可能など)、より安い価格で購入できるもの(キャンペーンや送料無料など)を明確にしてあげる必要があります。

 

 

クロージングの不安要素|もっと良い商品があるのではないだろうか・・・。

あなたはなぜその商品を勧めているのか。その理由を明確にしなければいけません。そのため、同カテゴリの商品の中で、紹介するのは基本的に1つだけで構いません。

ランキング形式で紹介する手法も多いため、その場合は3~5個ほど同カテゴリ内の商品を紹介する場合がありますが、この場合も1位に挙げた商品について、なぜ1位なのかを明確に誰でもわかるように説明する必要があります。

その際に、あなたが勧めている商品よりも安い商品があるかもしれません。しかし、なぜ高いのかという理由を示し、その差額を出してでもあなたが勧める商品を買うべきである最大のメリットを紹介します。

はっきりと比較をして上げることで、読者は安心感を覚え、決断に至ります。

 

 

クロージングの不安要素|ここに書かれている情報は確かなのだろうか・・・。

あなたが書いている文章に信頼性をつけるのは難しいです。

しかし、「文章の長さ」というのは1つの信頼を勝ち得る方法です。人間は、「こんなに長いのだから、正しいに違いないだろう」と認識することが多いのです。あなたも、そんな経験したことありませんか?

文章がつまらなかったり、読む気をなくしてしまったとしても頭の片隅には「どうやらしっかりとしたコンテンツの可能性があるな」とよぎっていることでしょう。場合によっては、それだけで購入に至るような、感覚型の消費者もいます。

まあ、しかし読む気をなくすような圧倒的に面白くない文章だったり、誤字脱字が多い場合は、信頼性を損なう可能性は十分にあるので、文章のテクニックを磨くことは非常に重要です。

情報の確かさを示すのには、パネリストを募ったり、引用や実験結果などを効果手に用いるのも1つの手です。人は絶対的に「権威」に従う傾向があるためです。

 

この3つの不安を取り除くことが、最も「決断」させる上で重要です。長い文章は信頼を得られやすいと書きましたが、この3つの不安を取り除こうとした場合、たいてい文章は長くなってしまうと思います。そうして1つ1つの文章を積み上げた先に、読者の「決断」が待っています。

「買う」にせよ「買わない」にせよ、読者が決断出来るような文章を書くことが、最終的にあなたのプラスになってくれます。

 

しかし、どうせなら読者には「買う」という「決断」をしてほしいですよね。

「買う決断」をさせるというのは、なかなか容易なことではありません。アフィリエイトの場合、サイトに訪れた人の1割がリンクをクリックし、リンクをクリックしてくれた人の1割が購入に至ることが出来ればとてもいい方だと言われます。

もちろん、これには検索ワードのセンスや、公式サイトのクオリティなども関係してきますので、一概には言えませんが何にせよそれだけ狭き門なのです。

 

「買う決断」に至る前には読者の「3つの壁」が立ちはだかっています。その3つの壁とは。
>読者の3NOT!3つの「しない壁」を超える事はコピーライティングの重要事項