商品をアフィリエイトする際に、長い文章が良いのか短い文章が良いのか・・・と悩むことがありませんか?
これはアフィリエイトだけではありませんね。
当サイトで解説しているメルマガや教育的コンテンツに対する文章も、長い文章が良いのか・・・短い文章が良いのか・・・悩まれると思います。
セールスライティングという概念が誕生してから、まだ100年程度ですが、この論争はずーっとされてきました。
確かに、長い文章は間延び感を読者に与えかねません。
その結果、ページを離れ、他のサイトに移ってしまう・・・なんてことになったら嫌ですよね。
そのため、必要な情報を与えつつ適度なところで区切れる2000字程度でサクッと終わらせるのが「最も調度良い尺」であると感じる人もいるでしょう。
確かに、必要な情報を探しているときに前置きがダラダラと長かったり、必要としていない情報が蔓延しているページは読む気が失せてしまいます。
あなたも、そんな経験ありますよね?
だからこそ迷う。
しかし、あなたに1つの魔法の言葉を贈ります。
「長過ぎるコピーというものはない。退屈なコピーがあるだけだ。」
これはコピーの天才と言われた故ゲイリーハルバート氏の言葉です。
あなたが離れたページを良く思い出してみてください。
それはあなたの心を引きつける文章だったでしょうか。
ただ、ツラツラと書き綴られた文章だったのではないでしょうか?
1つ言えることは、本気で商品を買おうとしている場合、その見込み客は信じられないくらい文章をよく読むと言うことです。
こんな経験はないだろうか。
ある商品をたまたま見かけ、それは丁度あなたが抱えていた悩みを解消してくれる商品であることを知りました。
見かけたときは「ああ、こんな商品があるんだ。」と感じた程度で、忘れてしまったのですが、ある日その悩みが顕著に現れ、あなたはその商品を思い出します。
日増しに強くなる商品への思い。
この悩みが解決できるなんて・・・。
そしてついにあなたは思い立ちます。
その商品を検索するのです。
ここで、おそらくあなたは検索して出てきた1ページ目を総なめしたのではないでしょうか。
1番上から1番下まで。
あなたが読んだ総合的な文章量は、2万字に及ぶかもしれません。
それでも全ての文章に目を通し、それぞれの情報が確かであるかを確認しようとします。
本気で商品を買おうとする人は、驚くほどの文章量に目を通し、1円でも自分が損をしないようにするのです。
■決められない3つの不安
欲しい商品を実際に買うかどうか。
この迷いが生じている場合に、あなたが抱えている不安は3つあります。
●もっと安く買える方法はないのであろうか
●もっと良いものはないのであろうか
●ここに書かれている情報は確かなのであろうか
人間は、損失のリスクを恐れます。
財布を開き、出て行くお金は1円でも少なければいけないのです。
そうして手にしたアイテムは、自分が出したお金の価値よりも上でなければいけないのです。
人間は本当に欲深い生き物なのです。
一旦お金を出した後で、もっと安く買える方法を発見したあなたは頭から血の気が引くような感覚になるでしょう。
この3つの不安を解消するために要する文章量は、果たして2000字程度で足りるでしょうか。
おそらく読者は物足りないと感じるはずです。
あなたがすべきことは
「その商品がなぜ優れているのか」
「なぜ読者が買う価値があるのか」
「その商品を手にするのに支払う金額よりもその商品を手にすることで得られるメリットが勝るのか」
を説明して上げることです。
そして、その商品を買う方法を全て示し、それを比較した上で読者が取るべき行動を教えて上げることです。
さらに、同じ分野の似たような商品と比較し、なぜその商品を買うべきであるのかを詳しく説明して上げることです。
その1つ1つの情報に証拠やデータ、理由を示し、読者を安心させて上げることです。
これらの説明に対して、わずか2000字程度でまとめ上げられる人はいないのです。
短い文章が見やすくて良いと思っているとどうなってしまうのかというと、本気で購入を考えている人がどんどんあなたのサイトを離れていくのです。
これでは、あなたのアフィリエイトを通してモノが売れないのも当然と言えますね。
セールスマンを考えてみてください。
彼らは少しの言葉を交わした後で、すぐに契約書を取り出すでしょうか。
そんなセールスは契約に至らないことの方が圧倒的に多いと思います。
セールスライティングは、ディスプレイに表示されたセールスマンだと言われています。
アフィリエイトにおいて、あなたは営業をかける必要はありません。
そこがアフィリエイトの良いところであり、たくさんの人がアフィリエイトをしようと思う理由だと思います。
しかし、その代わりあなたが書いた文章は読者に営業をかけ続けなければいけません。
あなたは全身全霊をかけて文章を書く必要があるのです。
「じゃあ、すぐに契約に至るような客が自分のサイトに訪れたらどうするんだ?
実際のセールスではそんなこともあるだろう?」
そろそろ、こんな疑問が出てくる頃でしょう。
安心して下さい。
少しの文章で購入に至る人の場合、その商品に魅力を感じた時点で買ってしまいます。
あなたもそうでしょう?
あなたが抱えるトラブルを解決する圧倒的な商品を目の前にしたら?
そのメリットを1秒でも早く手にするために「購入」のボタンを押すのではないでしょうか。
そう、例え短い文章しか必要のない人でもあなたの長い文章のページから購入に至るのです。
そして、忘れてはならないのが、長い文章は信頼性を上げるということです。
長い文章の記事を少し読み、しっかりとした文章構成で、誤字脱字がほぼ無く、魅力的なワードやセンテンスがある場合、例えその文章を全て読んでいなくても高い信頼性がある様に感じたことはありますよね。
こんなに長いのだから正しいに違いないと人は思うのです。
このように、長い文章には力があるのです。
だからこそ、例え短い文章しか必要のない人でもあなたの長い文章のページから購入に至るのです。
しかし、注意してください。
これは、あなたの文章が魅力的であることが前提です。
読んでしまう魅力的な文章というのは、読者が必要としている情報を、わかりやすく、明確に、簡潔に書かれている文章です。
そのため、長い文章ではあるものの、1文字でも多く削るべきだということです。
必要最小限の文章を長くするべきなのです。
必要のない文章は1文字でも多く排除しながら、必要である情報を全て詰め込んだ文章がベストです。
魅力的で読者に読ませてしまう文章については、他の記事にて詳しく説明しますが、購買者の心理や人そのものの心理などを上手く利用していくことも必要です。
そのためにセールスライティング、コピーライティングのテクニックを学ぶ必要があるのです。
長い文章には力があります。
しかし、ダラダラとただ文字が羅列しているだけでは、読者は読んでくれません。
優先して伝えるべきは、その商品が購入者に与えるメリット。
人はそのメリットと、自分が払うお金を天秤にかけて商品を購入します。
なぜなら人は損失のリスクを恐れているからです。
その恐怖を取り除かなければいけません。
「商品が与えるメリットが欲しくて見込み客は商品を購入する」
この基本的な重要事項をを忘れてはなりません。
さあ、長い文章をあえて避けて、短い文章にする必要がどこかにあったでしょうか?
結果的に短くなってもそれは問題ではない。
ただ、この無駄な論争に終止符を打ち、あなたが無駄なことでくよくよ考えなければそれでいいのです。
やるべき事は分かりましたね?
無駄な文字は1文字でも多く削り、商品を購入することで得られるメリットを優先に必要な情報を最小限にして与えて上げる長い文章。
これが、もっとも見込み客を購入者へ変える文章だと言うことです。
そのため、何度も何度も見直すことが必要です。
見直す際には、2~3日の間隔を空けて見直すことをオススメします。
文章を書き終わった後は、だいたい気持ちが高ぶっています。
もっと落ち着いた心理状態で文章と向き合うことで、誤字脱字に気づいたり、もっと良い言い回しに気づくことが出来ます。
アフィリエイトは誰でも簡単に始められるため、とても人気な仕事になっていますが、ここまで文章と向き合う人はそうそういないでしょう。
それが、やがて差別化を生み出し、勝手にあなたをブランディング化してくれます。
コツコツと頑張って続けていきましょう。
不必要な文字を1文字でも多く削り、魅力的な文字であふれた文章を書くためにあるのが、コピーライティングです。是非こちらもご一緒にご覧ください。
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