読者は「あなたの書いた文章」に何を望んでいるのでしょうか。

何を求めているのでしょうか。

そして、何を恐れているのでしょうか。

 

 

あなたはお金を失うことを恐れますか?

  • 財布をおとしてしまった・・・
  • 誰かに盗まれてしまった・・・
  • パチンコですってしまった・・・

このような状況は最も避けたい状況だと思います。

 

しかし、もう1つお金を失う状況があります。

それが「買い物」をするとき。これもまたあなたの財布からお金が失われる瞬間ですね。同じ「お金を失う瞬間」なのにもかかわらず、あきらかに先ほど上げたような状況とは違います。

その決定的な違いは何か。

「買い物」をする場合はお金を失う代わりに商品を手に入れます。もっと言うとその商品があなたにもたらしてくれる「体験」を手に入れます。

お金を失うことは「損失のリスク」が伴うため、非常に恐怖を感じます。これは世界いたるところに住んでいる人類誰もが共通して感じる心理的な現象です。

人は何かを失い、それが自分にとって利益とならないリスクを得ることを非常に嫌います。

だからこそ、あなたの書いた文章を読んでいる読者は誰もあなたが書いている文章を信じていません。常に自分に「損失のリスク」が降りかからないかを吟味しています。あなたが売り込む商品をまんまと買わされてしまい、自分によって損とならないように警戒をしているのです。

多くの人が何かの商品を購入して、それと引き換えに十分な満足感を得られないという経験をしたことがあります。

そのため、「商品を紹介している記事」は警戒度MAXで読んでいます。

 

それならば読まなければいいのに・・・人間はとても面白い生き物です。

警戒度をMAXに高めながらも、あなたが買いた文章を読んでいるのです。

文章を読んでいるという事は、何か「求めているもの」があるから読んでいるのです。

 

 

では、読者は何を求めてあなたの記事を読んでいるのでしょうか。

読者が興味のあることはたった1つです。

それは、「あなたの記事を読んで自分が何を体験できるか」です。

 

 

「体験」は実際に商品を購入してから起こるイベントだと思いますよね。

しかし、それはあなたの記事を読んでいるときから始まっています。

もしも、あなたが紹介している商品を購入した場合、自分はどんな体験を得ることが出来るのかを見定めているのです。

あなたが店頭に行って何かの商品を購入しようか迷っている時もそうじゃないですか?

その商品がもしも家にあったなら・・・自分の生活がどのように快適に変わるのかを想像しませんか?ある程度想像が済んだなら、今手に持っている商品の隣に売られている商品とスペックを比較し、また想像を膨らませます。

どちらがより快適で、あなたが求める生活に近いのか・・・それによって商品を購入しますよね。

 

だったら、あなたの記事を読んでより楽しい体験を、より具体的な体験を読者に提供してあげることが出来れば、商品が買われると思いませんか?

その「体験」を第1に考えて、文章を書くのがコピーライターの仕事だと僕は思います。

そのために、読者の3つの壁を越え、信頼を獲得し、文章を読んでもらい、行動を起こしてもらういうのです、その結果読者に、実際に商品を購入した体験を提供するのです。

コピーライティングを学ぶにあたり、いろんなテクニックやそれぞれの書籍で言っていることが違ったりしてついつい投げ出してしまいたくなる瞬間もあると思います。

そんな時はシンプルに考えましょう。

如何にして読者に楽しく、具体的な体験をしてもらえるか。

それだけを考えて文章を製作してみてください。

 

もちろん簡単ではありませんよ。

まずは注意を引き付け、その商品がどんな商品なのか連想させ、なぜそのメリットを得ることが出来るのかを証拠を添えて納得させる必要があります。似たような商品がある中で、なぜその商品を勧めるのかという理由も明確に示す必要があります。

その全てが読者がより具体的な体験を出来るためにあるのです。

そう、あなたが書いた1言1句は全てが読者のためにあるのです。

だからこそ、読者目線を心がける必要があります。

全ては読者の為に。読者を愛してください。

セールスレターは、あなたがパフォーマンスを行う場所ではありません。「よっしゃ!やったろう!」という気持ちではなく、「読者の皆様、ようこそお越しくださいました。」という思いましょう。

確かにアフィリエイトやコピーライティングを実践していくにあたって、パソコンやマウス、キーボードがないと実践することは難しいです。

しかし読者があなたの書いた文章を読んでくれなければ、あなたが書いた文章はただのゴミとなってしまいます。

全ては読者の為に。

その意識を持てるコピーライターは強いです。

 

では、魔法の呪文を唱えましょう。

「わたしは読者を愛している。わたしは読者を愛している。わたしは読者を愛している。」

少し意識が読者の方に向いたでしょうか。

行き詰まれば行き詰るほど、コピーをシンプルに考えましょう。

あなたがそのコピーを書いて達成したい目的は?

そのためには読者がどうしてくれたらいいのでしょうか?

 

さあ、頭はすっきりしましたか。

 

では、セールスレターをある程度方にはめ込んで作ってしまいましょう。

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