こんにちは。ぱずーです。

アフィリエイトにおけるコピーライティングの重要性はこのブログでも散々紹介しています。

しかしセールスレターを書くに当たり、重要なことは事前準備です。

 

 

商品の選定のポイントは別の記事にて紹介をしました。
>【アフィリエイトで重要課題】商品選定の7つのポイント

今回は商品選定のポイントともかなり被ってくる内容ではあるのですが、通常のコピーライターとアフィリエイターが最も違う点が、「商品に関する点」だと思いますので、少々深くまで説明をしたいと思います。

というのも、通常コピーライターは企業と提携して商品のセールスレターを作成します。

その時に、紹介しようという思いを抱けないような商品の場合はオファーを断ることもありますが、まずは企業から動き出すと言うことです。

コピーライターはその依頼を受けるため、商品の選定などはしなくても良いですし、その商品のリサーチや商品に関連した市場の調査に関しても基本的に企業から情報を得ることが出来ます。

いかに企業に対して効果のある情報を聞き出せるかが重要になると言うことです。

 

しかし、アフィリエイターの場合は企業と提携はしません。広告を紹介しているASPサイトから自分で商品を選定して、自分で商品のリサーチや顧客層のリサーチ、市場のリサーチを行なう必要があります。なかなかしんどい部分でもありますね。

考え方によっては、だからこそ個々のアフィリエイターによって差別化が生まれますし、面白みのある部分でもあるのですが・・・。

例えば、何かの商品についてアフィリエイトをしたことが有り、その商品についてネットでリサーチをしたことがある人は分かると思いますが、公式サイトをなぞるような情報しか提供していないブログは非常に多いですよね。

それだったら公式サイトで良いわけです。何も面白みがありません。このようなブログで売り上げが上がっているのかはなはだ疑問です。それでも、検索上位にあればそこそこのアクセスがあり、収益が上がってしまうのがアフィリエイトという業界の屋皆訳ですが・・・笑

皆さんがどのようなアフィリエイターになりたいのかはわかりません。

そこそこの収益を楽して稼ぎたいのか・・・。

苦労をして努力をしてでも、しっかりとしたシステムを構築し、時間の経過と共に確実に収益を増やすことが出来るようになりたいのか・・・。

目指しているものによって何をすべきかは変わってくるわけですが、おそらくこの記事を読んでいると言うことは、しっかりしたコンテンツを作り、着実に収益を増やすことを目指しているのでしょう。

そんなあなたの力になれるよう、今回は商品のリサーチ方法を解説していきます。※どの商品をアフィリエイトしていくのか決めている前提です。その商品に対して深くまで調査をしていくのが今回の記事の目的です。

商品のリサーチは以下の項目があります。

1,10個~20個ほど商品のベネフィットを上げる
2,どんな人がこの商品を購入しているのかを調査して、誰に向けて売れば良いのかを考える
3,その中で最大の押し出すべきベネフィットを決める
4,なぜ効果を得ることが出来るのか、ベネフィットを証明できる証拠、商品の信頼性を示すものはあるか
5,価格の調査
6,どんな保証や特典、サービス、サポートを提供しているのか
7,同業他社、似たような別の商品と何が違うのか
8,どれだけ使いやすいのか
9,お客さんの喜びの声をピックアップ
10,お客さんの不満の声をピックアップ

それぞれの項目について解説していきます。一応、何となく順番に並べてみましたが、あまりこの順番は関係ありませんし、重要度の順に並べたわけではありません。特に「どんな保証や特典、サービス、サポートを提供しているのか」というオファーの項目は商品選定のポイントにも上げた重要なポイントです。順番は参考という意味で役立てて下さい。

 

 

1,10個~20個ほど商品のベネフィットを上げる

ベネフィットはその商品が購入者に与えるメリットです。

通常、商品を買うときは商品が欲しくて買うのではありません。商品が購入者に与えるメリットが欲しくて買うのです。屁理屈に感じるかもしれませんが、これは真理です。

だからこそ、商品を買うことでユーザーが得ることが出来るメリットを書き出す必要があります。それがセールスレターの根幹をなしていきます。そのメリットを読み手に紹介していくことで、読み手はその商品を欲しいと感じるからです。

ここで注して欲しいのは、商品の特徴とベネフィットは似ているようで違います。その商品の特徴によって購入者が得られるメリットがベネフィットです。

例えば、当ブログで何度か登場しているメンズコスメ「母の滴シルバーエッセンス」のベネフィットを考えてみましょう。分かりやすいように矢印の左側に特徴、右側にベネフィットを記載しています。

  • オールインワンである → 扱いが簡単でありケアに要する時間がかからない、初心者の男性でも簡単に使用可能
  • 香りが付いている → 女性から好印象を受けることが出来る
  • 香りが3種類ある → いろんな香りを楽しむことができる
  • 容器が小さくフタがスクリュータイプ → 持ち運びに便利でカバンに入れても安心
  • 高性能の成分がたっぷり配合 → 安い化粧品とは違い、確かなケアができる
  • 独自の成分スーパープラセンタ配合 → 加齢による肌の衰えに対抗できる
  • シルバーナノコロイド配合 → 高い抗酸化作用を持ち、他の成分を高め、アンチエイジングに効果がある
  • 防腐剤不使用 → 肌への安全性が高く、安心して使用することができる

このように、ベネフィットを上げると10個以上は簡単に上げることができると思います。ベネフィットが考えつかない場合は、上記のようにまず特徴を書いていけば割とすんなり上げることができます。

 

 

2,どんな人がこの商品を購入しているのかを調査して、誰に向けて売れば良いのかを考える

これはセールスレターを書く上でとても重要です。コピーライティングは、拳銃によって1人1人を狙い撃ちするようなものだからです。

そのため、誰に書いているのかが不鮮明だと商品も売れずらくなります。

その商品が誰をターゲットしているのかは、公式サイトを見てみると分かりやすいです。母の滴シルバーエッセンスの場合、公式サイトを開くと30代と思われるイケメンの外国人の写真が貼られています。

これは、まさにターゲットをこの人物像に当てはめているからです。もしもターゲットとはかけ離れた人物を目立つところに掲載していたら、それは売る気がない商品ですので、ただちに違う商品を探した方が良いです。

また、公式サイトにはユーザーの口コミを掲載している場合が多いです。そのユーザーの年齢層や性別が書いてある場合は要チェックです。

公式に載せられている口コミなのですから、公式側が意図しているターゲットに決まっています。

他には、母の滴シルバーエッセンスのような化粧品の場合は楽天市場やAmazonでも販売されていることが多いです。このような大手通販サイトに共通しているシステムが「口コミ」や「レビュー」です。それをチェックすることも「誰に向けて売れば良いのかを考える」上で良い材料になります。

 

あとは、ちょっと慣れてきたらの話なのですが、商品のターゲットをリサーチした上で、あえて公式とターゲットをずらしてみるのも効果的な場合があります。

母の滴シルバーエッセンスの場合は、美容に興味が出てきた20代を狙ってみたり・・・と言う具合です。肌のアンチエイジングは早く取り組んだ方がいいです。そのため、なぜ早く取り組んだ方がいいのかという理由を添えて20代に向けてセールスレターを書くことで、他の競合や公式との差別化を図ることができます。

ただ、コレを実践して売れなければ意味がありませんので・・・まあ、何事もチャレンジをして経験を積んでいくことが大切ですね。

 

 

3,その中で最大の押し出すべきベネフィットを決める

複数のベネフィットを上げ、誰に書くのかが決まると、最も押し出すべきベネフィットが自然と見えてきます。

それでも複数のベネフィットが生き残った場合、その中で最も魅力的なベネフィットを決定します。

コレが決まると、セールスレターの最大の軸が決定します。ただ、勘違いして欲しくないのは他のベネフィットについては触れなくて良いのかと言うとそれは違うと言うことです。

上げたベネフィットは、効果的なタイミングで紹介をしていくべきです。最大の押し出すべきベネフィットを補足する要素もありますし、いくつものベネフィットを紹介することで読み手はお金を支払う覚悟ができます。

読者の中で「支払うべきお金」と「得られるメリット」を天秤に掛けて、メリットが勝った場合にのみ商品が買われます。だからこそ、ベネフィットはたくさん紹介した方が良いです。

ただ、あまりにも売り込まれている印象を与えてしまう場合は工夫が必要です。

 

 

4,なぜ効果を得ることが出来るのか、ベネフィットを証明できる証拠、商品の信頼性を示すものはあるか

ただ単に、「コレを使えばこんな効果がある!」という情報だけを書いているだけでは、全く信頼性がありません。その効果が期待できる証拠を示すことが必要です。

これは公式サイトを見れば大丈夫!と思うかしれませんが、あまり期待しない方が良いです。情報商材のようにランディングページが作り込まれたものである場合、ヒントや証拠そのものが掲載されている場合も多々あります。

しかし、物販商材の場合はそこまで作り込まれていない場合が多いため、証拠をサラッと紹介していたり、証拠と呼べないような浅い情報しかない場合があります。

その場合は、もっと自分で掘り下げていかなければいけません。

 

先ほどから何度も登場している「母の滴シルバーエッセンス」の公式サイトの場合、おしゃれに見せようとしすぎていて、情報が圧倒的に不足しています。商品の特徴的な成分はいくつか紹介されているのですが、その成分がなぜアンチエイジング効果を示すのか、保湿に効果的なのかということが深くまで記載されていません。

その部分をピックアップして、例えば科学的実験結果が論文によって発表されている場合は、そこから引用しても良いですし、書籍を購入して知識を得るのも良いです。このような専門家が言う言葉には説得力があり、あなたの情報の信頼性を高めます。

また、もしも有名人や芸能人がそのアイテムを使用している場合、そのひとの名前を挙げることも効果的です。有名な人には権威がつくからです。

このような「ベネフィットを示す証拠」もリサーチし、ピックアップしておくことが必要です。

 

また、公式サイトでうたっている効果が過大に宣伝されている場合があります。証拠をリサーチすることで、正確な情報を読者に届けることが出来ます。

公式サイトを鵜呑みにして作った記事とは明らかに差別化を図ることが出来ますし、きちんと批判をすることは信頼性を高めます。

 

 

5,価格の調査

商品の価格ならとっくに知っているよ!と思うかも知れませんが、ここで言う「価格の調査」はもう少し掘り下げた調査です。

化粧品である「母の滴シルバーエッセンス」は、先ほども紹介したように楽天市場やAmazonで販売されています。

その場合、公式サイトと違う価格で販売している場合や、特典などが違っている場合があります。

アフィリエイトをしている場合、読者には可能な限り公式サイトで商品を購入してもらたいので、その情報を比べ、出来るだけ公式サイトへ誘導するようにします。

どうしてもAmazonで購入した方が良い場合はその商品自体の扱いをやめるか、正直にAmazonの方がお得だという情報を伝えた方が良いです。無理して公式サイトを売り込んでしまうと、所詮売り込みたいだけのアフィリエイターだという印象を持たれ、信頼性が下がってしまいます。

 

また、「価格の調査」は同業他社の製品とも比較をする事が必要です。ベネフィットの証拠を調査したことである程度の知識が付いていると思います。

それを軸に他の商品も見てみて、あなたが紹介している商品のコストパフォーマンスがいかに高いのかを示す必要があります。似たような商品がある場合、絶対に読者は迷います。

その迷いを払拭させて上げなければ、あなたのブログから商品が買われることはありません。迷いを取り除くためにも、まずはあなたがその商品を勧める理由をはっきりとさせることが必要です。

なぜ他の商品ではなく、その商品を勧めるのでしょうか?

それがそのまま、読者がその商品を買うべき理由に繋がります。

 

 

6,どんな保証や特典、サービス、サポートを提供しているのか

「どんな保証や特典、サービス、サポートを提供しているのか」は、オファーと言います。

弱いセールスレターでも強いオファーによってカバーできると言われていますが、その逆は無いと言われています。

それほどオファーは重要です。

最近ではネットだけで販売されている商品が多くなって来ました。ネット販売は非常に楽で効率が良いですが、商品を購入前に実際に手にとることが出来ないことが最大のデメリットです。

そのため、「返金保証」を付けていることが多いです。まだ物販商材は「返金保証」がないものも多々あるのですが、「情報商材」では当たり前になってきていますね。

他にも、単品で購入するよりも「定期購入」や「まとめ買い」によってどれだけお得になるのか、支払い方法はどのようなものを用意しているのか、など購入者に提供しているオファーがどのようなものであるのかは徹底的に調査する必要があります。

 

 

7,同業他社、似たような別の商品と何が違うのか

さきほど、「価格の調査」の項目でコストパフォーマンスについて同業他社の製品と比較をすることも大切だと述べました。

これはオファーの強さにも言えます。

とにかく「なぜ他の商品ではなく、あなたはその商品を勧めるのか」という理由を明確に持てるようにします。そうでなければ、読者はその商品を買うべき理由がなくなります。

だからこそ、商品選定の際には「自分が惚れ込めるもの」を探すべきです。

自分が惚れ込んだ商品よりも良い商品を見つけたら乗り換えれば良いだけです。元々調査していた商品の情報は必ず活かすことが出来ますので何も無駄にはなりません。

ただ、それだけです。その結果、あなたはもっと魅力的な商品を紹介出来るのですから。

 

 

8,どれだけ使いやすいのか

可能であれば・・・可能であればなんですが、実際に商品を購入して使い勝手を調査するべきです。

それによってレビューも書けますし、なによりその商品の実際の手触りや使い勝手を確認できるからです。

情報商材の場合は使い勝手やさわり心地などはありませんが、公式がうたっている情報が確かなのか、勧めるべき価値があるのかが分かります。

その結果、勧める価値がなかった場合は支払ったお金が無駄になってしまいますが、勧めるべき価値のない商品を勧めずに済んだことに対するお金だと思ってあきらめるしかありません。

お金も発生することですので、絶対にしなければいけない事ではありませんが、可能であれば自分で実際に使用してみる事が大切です。その場合は、ASPサイトで「セルフバック」システムがある場合もありますので活用でしましょう。

 

 

9,お客さんの喜びの声をピックアップ

使用者の声は真実を映し出しています。

そのため「どのような口コミがあるのか」はチェックしておく必要があります。

どれだけ満足しているのか・・・ということはその商品が過大広告を打っていない事の証拠ですし、コストパフォーマンスに優れていることの証です。

楽天市場やAmazonなどで扱われている商品の場合は、口コミの平均点も出ていますので参考になります。

特に楽天市場の場合は、「〇〇部門」のようにカテゴリ別にわけられていて、その中でもランキングが発表されます。これもまたそのアイテムの信頼性の証となります。

 

 

10,お客さんの不満の声をピックアップ

使用者の声は満足したものだけではありません。

この世には全員を満足させることが出来るアイテムは存在しません。そのため、どんな商品にも不満の声は必ずあります。

このようなマイナス面を上げることで2面性を演出できますので、1つの信頼性を高めることが可能です。

また、不満の声は時に感情的に述べていることがあり、的確なコメントではない場合があります。もしもそうならば、冷静に分析をすることでデメリットの声を上げながらメリットの部分を誇張することが出来ます。

少し難しいかもしれませんが・・・例えば母の滴シルバーエッセンスの場合・・・

 

香りが苦手・・・という口コミが見られます。確かに化粧品に香りが付いている場合、好みは分かれます。化粧品に香りが付いているものを求めていない人も多いのではないでしょうか。
しかし、母の滴シルバーエッセンスの香りは香水ほど強くなく、無臭よりもほのかに香るという適度な香りです。しかもローズの香りはバラの中でも「女王」と言われるダマスクローズを使用。とても香りの良いバラを使用しているだけでなく、約2600本から1ccしか抽出できない貴重な高級オイルを使用しています。
ふわっとほのかに香るバラの香りは、異性をうっとりさせるだけではなく、あなたのリラックス効果にも繋がります。
もしも、バラの香りが苦手でなければ1度お試し頂きたい、そう強く思います。

 

みたいな感じです。

不満の声を先に紹介して、後から反論を付け加えることで商品の特徴を説明すると言う流れですね。

このように不満の声もプラスに働かせることが出来ますので、あらかじめどんな口コミがあるのかチェックしておくと良いでしょう。

 

 

 

以上が10の商品リサーチ方法です。

こうして事前準備を行なうことではるかにコピーを書きやすくなります。リサーチをしっかり行なうことで行き当たりばったりのコピーから卒業できます。

コピーの質が一段と上がること間違いありません。

 

商品をリサーチすることで他の商品についても詳しくなったと思います。

そこで利用したい効果的な「比較方法」をまとめた記事がありますので、そちらも是非ご覧下さい。

>コピーライティング誘導する比較方法|人間の心理を利用した比較方法

 

さて、コピーを書く準備が整ったらバリバリ書いていきましょう!

失敗を恐れる必要はありませんよ!
>失敗はない。あるのは「結果」と「精神的ダメージ」だけ。