ヘッドラインを間違えてしまうということは、その記事が読まれないということ。

その記事が読まれないということは、あなたが記事作成に費やした時間が無駄になるということ。

あなたが記事作成に費やした時間が無駄になるということは、あなたには1円も収益が増えないということ。

それがどんなに恐ろしいことなのかわかりますか?

 

 

ちょっとホラー映画よりも恐ろしい始まり方で始まってしまいましたが・・・こんにちは、ぱずーです。

ヘッドラインはセールスレターにおいて超重要な部分であることは、おそらくみなさん周知の事実だと思います。この記事にやってきた方ならばすでに知っている方がほとんどだと思います。

なぜなら、読み手はヘッドラインでそのセールスレターを読む価値があるのか、読む価値が無いのかを判断してしまうからです。

そんな大事なセールスレターのパーツであるヘッドラインにおいて、良く間違いがちな作り方をしてしまっていることがありますので、この記事を参考にして是非とも見直してみてください。

 

 

ヘッドラインの間違い1:ヘッドラインで売り込み過ぎ

よく勘違いしてしまいがちなのが、ヘッドラインで商品そのものを売り込まなければいけないと感じてしまうことです。

ヘッドラインはいわば、そのセールスレターや記事の「予告」のようなものです。

映画の予告はCMや映画館で見たことがあるかと思います。その予告の存在意義は「見ている人の興味を引き付ける事」です。興味を引き付けた結果、映画館に足を運んでくれる人が増えるからです。

ヘッドラインも、それを見ることでコピー全体に興味を引き付け、読んでくれる人が少しでも多くなるようにすることです。

そのため、無理にヘッドラインで商品そのものを売り込んでしまおうとすると、読者はコピーそのものを嫌煙してしまいます。

「あ、広告だ」と感じてしまうからです。

 

情報社会に生きる我々は常に情報にさらされて生きています。その中で、無意識だとしても「必要な情報」「必要でない情報」を選り分けて生活をしています。

もしも文章を読んで「売り込まれる」という感覚を強く持ってしまうと、売り込まれ慣れをしている読者はあなたのページを閉じようとしてしまいます。

そのため、ベネフィットをヘッドラインで提示しない方が良いとまでいうコピーライターがいるほどです。ベネフィットとは、紹介している商品を手にし、実際に使用することで得られるメリットのこと。

そのメリットをヘッドラインで提示することで「広告感」が出てしまうため、提示しない方が賢明だという意見です。

しかし、僕はベネフィットはヘッドラインで示すべきだと思っています。それは多くのヘッドラインが証明をしていますし、多くのコピーライターが成果を上げている方法に他ならないからです。

こちらのヘッドラインのサンプル集解説でも述べましたが、ベネフィットは直接的に伝える方法の他にも暗示させる方法もあります。

>ヘッドラインのサンプル解説10選|真似をして恩恵を受けよう

要は「売り込もうとしている」のではなく、「あなたの悩みを解決できる」「あなたにメリットをもたらす」という事が伝わればいいのです。

そして、それは読者が最も関心のあることなので、コピーを読む気にさせることが出来ます。

 

 

ヘッドラインの間違い2:商品名や会社名

売り込もうとする傾向になってしまうと、やってしまいがちなのが「商品名や会社名」を入れてしまうことです。

先ほどもちらっと触れましたが、読者が興味のあることはその商品を手にすることで自分が得ることが出来るメリット・・・つまりベネフィットです。

商品そのものが欲しくて買うわけではありません。

 

例外はあります。それは例えばシャネルやヴィトンのような圧倒的なネームバリューがあり、そのブランド名が既に買い手にメリットを与える場合です。

これはむしろ「言わなければ損な情報」です。

シャネルやヴィトンのバッグを買う人は機能性や生地、外見よりもむしろ「そのブランドを使っている自分」に酔いたい傾向があります。

また、会社名を入れることそのものが読者の信頼感を得ることにつながる場合もあります。

圧倒的な実績を誇り、今まで売り出してきた商品に信頼がある企業ならば、それは企業名を出すだけでも読み手にメリットを感じさせるため、効果的だと言えます。

ただ、多くの場合、会社名や商品名は読者の関心の外にあります。

読者が関心を寄せるものは自分に対するメリットだけだということを肝に命じてヘッドラインを作成するべきです。

 

 

ヘッドラインの間違い3:とにかくオシャレにしようとする

大手企業のテレビコマーシャルを見ているとおしゃれなキャッチフレーズを目にします。

例えば

■ケンタッキー・フライド・チキン
「おいしいを、ずっと。あたらしいを、もっと。」

■キューピー
「愛は食卓にある。」

■あさひビール
「その感動を、わかちあう。」

■日本たばこ産業
「すべての日々は いい思い出に つながっている。」

これらは大手企業のキャッチフレーズです。

 

ヘッドラインを作成するにあたり、このようなキャッチフレーズが思い浮かび、影響を受けてしまう人が少なからずいます。

しかし、このキャッチフレーズだけを見て、その企業がどんなサービスを展開しているのか理解できる人はいますか?

これはあくまでも企業イメージをキャッチーにすることで、この言葉を聞いただけでその企業がイメージできるようになったり、その企業の理念を打ち出したり、企業イメージを定着させる効果を狙ったものです。

これは絶対にあなたのヘッドラインで真似をしてはいけません。

何一つあなたが紹介した商品について分からないからです。何一つその記事を読んだ読者がどんな情報やメリットを得ることが出来るのかが分からないからです。

最悪の場合、自分にただ酔っている人だ・・・というイメージさえも与えかねないため、あなたにとって損しかありません。

 

 

ヘッドラインの間違い4:嘘っぽい過大表現

ヘッドラインにインパクトを与えたいがために、ついつい「驚異的な」「史上最強の」「世界1の」「世界唯一の」というパンチの効いた言葉を選択してしまう人がいます。

確かに目は引くため、印象に残ったり、面白そうだから読んでみようと思わせる可能性は十分にあるのですが、嘘っぽい印象を強く与えかねません。

使いどころや、使うテーマによっては効果的に働く場合もあるということだけ頭に入れて、普段はそっとしておいた方が無難な修飾語たちです。

これはヘッドラインについてではないですが、「良いこと」ばかりを並べ立てるコピーも嘘っぽい印象を与えます。常にいろんな視点から商品を見つめ、それを正直に書くことを意識してください。

2面性のある文章は信頼を集めるための1つの要素になり得ます。

 

 

ヘッドラインの間違い5:平凡すぎる

化粧品を紹介する場合、そのヘッドラインで

「あなたの肌をケアします!」

と書いてあっても、だれも見向きもしませんよね?

何が、どのようにケアをしてくれるのかが読み手の気になるところです。平凡すぎる、分かり切っている情報には誰も飛びつきません。

 

「意外性」を意識してみましょう。例えば

「毎日ケアしなくても良い化粧品」

と書いてあれば、ちょっとびっくりしますよね。

肌のケアは継続してなんぼ・・・という印象が強いため、あえて1日おきにケアをすればいい化粧品だという事を前面に押し出すことで読み手の興味や関心を得ることが出来ます。

ただ、これは商品に何か意外性がないと成り立たない手法ではあるのですが・・・、しかし、良く商品をリサーチすることで意外性を発見できる可能性は十分にあります。

「え、化粧品でこんな成分を使っているの?!」「男性用の化粧品なのに女性も使ってるの?!」

そんな発見を読み手に与えるべく、あなたは商品を徹底的にリサーチしなければいけません。

また、平凡すぎるヘッドラインがダメな理由は、「他の商品でも使えてしまう」からです。

 

 

ヘッドラインの間違い6:他の商品でも使えてしまう

先ほどの化粧品の例で出した「あなたの肌をケアします!」は、どんな化粧品にも共通で使えてしまうヘッドラインです。

それではいけません。

同業他社の製品にも使えるようなヘッドラインの場合、あなたが紹介している商品を読者はわざわざ買う必要がありません。

そんな商品やコピーでは、読者にとって全く魅力が感じられないものであり、すぐにページを閉じられてしまう結果をもたらします。

ヘッドラインは最も読み手の興味を引かなければいけない部分です。

興味を引くためには、

●他では書いていないような
●そのページでしか得ることができないような

情報を提示することです。

その結果ページが読まれて、商品が買われる結果を得ることが出来ます。

 

 

ヘッドラインの間違い7:具体的でない

たくさんの人がその商品を使っていることは、1つの信頼の証になります。

人は何かの集団に属したい生き物だからです。その集団が憧れの集団であればあるほど、その集団に属したいと考えます。これは人間心理のバンドワゴン効果というものに由来します。

しかし、ヘッドラインで

「たくさんの人が使っています。」

「皆さんにご好評です。」

と書いてしまっては台無しです。

 

なぜなら、具体的ではないからです。これでは読者の印象に全く残りません。

「販売累計4000万本突破!」

「このメルマガは1万247人に読まれています。」

このように具体的な数字を提示することで遙かにイメージしやすいヘッドラインになります。当然、その数字はオリジナル性も含んでいるため、その商品ならではの情報とも言えます。

 

 

あなたはこのよう間違いをしていませんでしたか?

もしもしているなら、すぐにでも改善してみることをお勧めします。

ヘッドラインが変わることで、その記事全体が読まれるようになる可能性が十分にあります。

記事が読まれると言うことは、あなたがすすめている商品が購入される可能性も十分にあると言うことです。

ただ、この記事を読んで頂いたらわかるように、商品についてのコピーを書くと言うことは、紹介する商品についてよく知らなければいけません。

そのため、商品の分析はコピーライティングにおいてとても重要な事なのです。

もしも、商品分析をしっかり行えていないならば見直してみて下さい。
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