人に影響力を及ぼす上で最も最強な心理って何だと思いますか?

それを上手く利用できたら・・・ヨダレものですよね。

今回はその方法を、この記事にやってきたあなただけにお教えします。

 

 

お金を貸して下さい。

もしも、僕があなたにこのようなお願いをしたら、あなたはお金を貸してくれるでしょうか。

はい。間違いなく貸してくれませんよね。

なぜ貸して欲しいのか、その理由さえも聞かずに門前払いするでしょう。

お金は生活する上でなくてはならない必須のツールです。

そのため、そんな易々とお金を貸してくれる人なんてそうそういるものではありません。

 

は、学生時代は仲が良かったけど、社会人になってからはほとんど連絡を取らなくなった友人からお願いされたら・・・?

あなたはどうするでしょうか。

まず理由くらいなら聞くという人が多いかもしれませんね。

それか、「ヤバい奴」と言う線引きをして静かに着信拒否にするかのどちらかだと思います。

僕がお願いするよりも少しだけ貸してくれる可能性が高まりましたね。

 

 

は、社会人になっても繋がり続けている親友からお願いされたら・・・?

まずは絶対理由を聞きます。

お金を貸すと言うことは友人関係を損なう可能性があるため、出来れば避けたい約束です。そのため、お金を貸す以外の方法で何か力になれることはないか、一生懸命頭を働かせながらその話を聞き入るでしょう。

その理由や額によっては、お金を貸すという判断もする可能性が高いですね。

 

 

は、大切な恋人からお願いされたら・・・?

額にもよるでしょうが、ほぼ確実に貸す人が多いと思います。

結婚を考えているなら、なおさらです。

 

 

冒頭から始まった「僕」から「恋人」に至るまでどのような順番で紹介したのか分かりますか?

あなたが「好意」を抱いている強さの順番です。

 

出来れば、僕は2番目に登場した「疎遠の友人」よりはあなたと結びつきが強くなりたいですが・・・。笑

 

 

何が言いたいのかというと、「お金を貸して欲しい」という「お願いの中では最上級」のものでも、それは好意の力によって突破できる可能性が高いと言うことです。

人に影響を与える上で最強な心理が「好意」なのです。

これに勝るものはありません。

どんなに心理的なテクニックを用いたところで「好意」よりも優位に立つことは出来ません。

ただ、この「好意」は意図的に芽生えさすことが出来ると言ったら・・・?

 

例えば、芸能人の洗脳報道・・・聞いたことありますよね?

記憶に新しいところで言えば元オセロの中島知子さんの報道が連日おこなわれていました。

他にも芸能界にはX JAPANのToshIさん、辺見エミリさんの母親である辺見マリさんなど・・・数多くの人が洗脳された過去を持っています。

これらの人に共通することは、どんなに近しい人物・・・例えば家族や親友、恋人が説得に応じたとしても全く聞く耳を立てなかったという事です。

つまり、長年書けて築き上げられた「好意」による関係性をほんのわずかの期間で塗り替え、その近しい人物よりも優位に立つことが出来たと言うことです。

「好意」の心理を向ける対象を塗り替えたのです。

その方法は・・・と言いたいところですが、コレは複数人が絡みたくさんの経験値と綿密に計画されたものに基づいていますし、そのテクニックはあまりにも危険すぎますので、ココでは記述を控えます。

 

では、文章を書く上で「好意」を活用することは出来ないのか、と言うとそうではありません。

活用できるのであれば、是非とも活用したいですよね。

 

実は、製品を購入するかどうかを決定する力は、製品そのものに対する好意度よりも、社会的結びつきの方が2倍も強いという研究結果が存在します。※「影響力の武器」引用

 

そのため、見込み客にあなたへの「好意」を芽生えさせることは、アフィリエイトを始めモノを売る場合大きな力になります。

 

ここでは、その「好意」を芽生えさせる4つの方法をご紹介します。

1つ目は「見た目」です。

いきなり話が飛んで驚いたかもしれませんが、実は「見た目」には「好意」を寄せる要因があります。

 

好意をコピーライティングに活用|①写真の掲載

「顔が見える」ということは1つの「好意」を向ける要因です。

最近では、食への安全が叫ばれ始め、農作物でも「顔を見せる」事が取り組まれ始めています。

顔が見えると言うことは、安心させる要素となります。

そのため、あなたがブログを運営しているのであれば、あなたの写真をプロフィール画像として掲載した方が絶対に良いです。

 

特に異性からモテる傾向がある人は絶対に顔を出した方が得です。

関係があるの?と思うかもしれませんが、人間という生き物は非常なモノで、性的に魅力的な容姿に対して影響力を大きく受けます。

1974年のカナダ連邦選挙の結果を調査したところ外見的に魅力的な候補者は、魅力に乏しい候補者よりも2.5倍もの票を獲得した事が明らかになっています。

面白いのが、投票者自身は外見による影響を受けたと言う自覚がないのです。

もちろん、投票した要因は1つではないのでこれが絶対に「容姿」による影響だとは言えませんが・・・そうとも言えません。

 

例えばあなたが面接官の場合、絶対に外見的に好印象である方が採用の可能性が高まるとは思いませんか?

面接の場合は顔だけではなく、服装や身だしなみも大きな影響を及ぼしますが、「容姿」もとても重要な部分です。

この「容姿」が裁判の結果にも影響を及ぼしているという調査結果さえもあるのですから驚きです。米コーネル大学によって発表された調査結果です。

「顔が良い」ということは生まれながらにして得た特別な要素なのです。

それをあなたのブログにも活かすべきなのです。

 

ただ、それぞれの性格や事情によって「顔」は出したくないという人もいるでしょう。

その場合は、顔にこだわらなくても良いので、「自分の写真」を掲載することをお勧めします。

それによって読者は親近感を覚えますし、好意を寄せる対象となります。

写真を掲載する上で注意したいのは、背中だけ、とか読者との間に一線を引くような「拒絶感」を与える写真とならないようにして下さい。

 

 

その写真掲載に加えて力を入れたいのが「プロフィール」。

これもあなたの人物像を読者に知らせるチャンスです。

 

 

 

好意をコピーライティングに活用|②プロフィールは詳細に

プロフィールは、そんなに読む人がいないだろう・・・と思ってはいませんか?

しかし、そのブログが魅力的であればあるほど、そのブログを制作した人がどんな人であるのかは気になります。

当ブログではメルマガによって読者を安定的に集め、それによって大きな収益を安定して手に入れる方法を推奨しています。

そのため、ブログは魅力的なモノを作るべきであり、読者にあなたの人物像に対して興味を抱いてもらう事が必要です。

そこで役立つのがプロフィール。

あなたの背景をよく知ってもらう事は、親近感を抱いてもらいやすいということは容易に想像できますよね。

よく知らないひとよりも、よく知っている人の方が親近感を抱きやすいのが普通です。

 

 

もう1つ着目して頂きたいのが「類似性」による好意の芽生えです。

類似性は、人は自分と似たような人物やキャラクターに対して親近感を抱き、好意を抱きやすいという心理です。

 

例えば、僕の趣味が「登山」と「カメラ」と「ロードバイク」と「アニメ」と言ったら。

おそらく同じ趣味を抱えている人は親近感を抱くと思います。

「何のアニメが好きなんだろう・・・」

「どんな山に登ったんだろう・・・」

「どんなカメラを使っているんだろう・・・」

 

僕が中学の頃バスケットボール部だったと言ったら、。

バスケットボール部に所属していた人は親近感を抱くと思います。

「どんなポジションだったのだろう・・・」

「大会は何処まで進んだのだろう・・・」

 

このようにあなたに親近感を抱く入り口が増えるため、より詳細にあなたのプロフィールを書くことはプラスに働きます。

どうせ読む人がいなかったとしても良いではないですか。

誰の邪魔にもなりませんし。

とにかく書いておくことで、あなたに興味を持った人の欲求を満たすことが出来ます。

それによって好意を抱いてくれるならば最高です。

 

 

さて、この「類似性」は文章中にも活かすことが出来ます。

その方法が次の項目です。

好意をコピーライティングに活用|③共感を引き出す

アフィリエイトをしている場合や、商品を売り込むためのセールスレターを書いているのであれば、その商品が存在している理由があるはずです。

「存在している理由」とかいうと格好良すぎですが、その商品が解決する悩みがあるはずですよね。

掃除機ならば、ゴミを吸う。

洗濯機ならば、服を洗う。

そんなシンプルなモノです。ただ、掃除機や洗濯機は時短の悩みも解決してくれますよね。

洗濯に使う洗剤は少しでもきれいに、少しでも良い香りに、少しでも柔らかくするためのものを使いたいと思いますよね。

 

商品を買うということは、何かしらの悩みを抱えているはずです。

その悩みを解決するために商品を買います。

 

そのため、その悩みに対して寄り添うことによって、読者から共感を引き出します。

例えば・・・。

 

あれ?!また抜けた・・・。

髪の毛の悩みは男性の75%の人が感じている悩みです。

シャンプー後に溜まった排水溝の髪の毛なんて、もはやホラー映画よりもホラーですよね。

髪が抜けることを悩み出すと、いくら人間は中身が重要と言っても自分に自信が無くなってきます。街を歩いているとすれ違う「髪の毛が既に無い人」と自分を重ね・・・ああ、自分もいつかこうなるのか・・・とうなだれてしまいます。

人の視線が気になり、人の目を見て話すことさえも出来なくなってしまいます。

風が強く吹いた時は、何よりも髪の毛の乱れが気になり、はやく鏡のあるところに逃げたくなってしまいます。

その悩みにアプローチする方法があるといったら・・・。

しかもシャンプーで。

何を隠そう、僕が薄毛を克服したのがこのシャンプーなんです。

 

こんな感じで、実際に悩んでいる人が「あ、そうそう。そうなんだよ・・・」と共感してしまう文章を書くということです。

共感を得たいが為に嘘を書くことは良くありませんが、その場合は実際にその悩みを抱えている人に文章を書いてもらうのも手です。※ランサーズなどの文章外注サービスが活用できます。

共感を引き出すことが出来れば、「この人は自分のことを分かってくれている・・・」という思いを抱かせることが出来るため、親近感や好意が集まりやすくなります。

 

 

さて、では「好意」における最後の方法です。

それは「称賛」です。

好意をコピーライティングに活用|④称賛

世界で最も偉大なセールスマンとして有名なジョー・ジラードという人物をご存じでしょうか。

ジラード氏は1日で18台も車を販売したことがあり、その功績はギネスブックにも掲載されているほど伝説となっているセールスマンです。

ジラード氏がなぜそこまで販売に長けたセールスマンになれたのか。

 

その要因はたった2つだとジラード氏は語ります。

1つは公正な「価格」。

1つはこの人からなら買いたいと思うような「人間」。

 

実にシンプルですね。

ジラード氏が示す「この人からなら買いたいと思う人間」こそが好意を寄せられた人間だということです。

実はジラード氏は毎月1万3000人ものお得意さんの1人1人にメッセージを印刷した挨拶状を送っていました。これは大変な苦労ですよね。

しかし、受け手としてはそこまで自分のことを気にかけてくれているのだ、と嬉しくなるのは間違いないでしょう。

しかもジラード氏はこのメッセージに共通して書いていた1文がありました。

 

それは

「あなたが好きです」

という1文。

 

このように自分が好意を寄せていることを伝えるだけで、後は何も要らないのだとジラード氏は語っています。

称賛を浴びて、嫌な思いになる人はいるでしょうか。

いないんです。

 

わかりきったお世辞の賛辞だとしても、人間はおめでたいほど単純でそれを容易に受け入れます。

そして同時に自分を称賛してくれる人に対して、人間は好意を抱きます。

 

 

 

さて、これは十分「使えるテクニック」なのではないでしょうか。

あなたのブログの記事やメルマガを読んでくれる読者は、あなたにとってかけがえのない存在のはずです。

それを直接伝えるようにしましょう。

それだけで、他の記事も読んでみよう、この人はどんな人なんだろう、メルマガに登録してみよう、と感じる人が増えるはずです。

その結果結ばれた好意の心理と、信頼関係によって、あなたのファンが増え、安定した収益を上げることに繋がります。

 

 

 

以上が「好意の原理」をコピーライティングで活用する方法です。

ブログを運営しているならば、誰でも今すぐに活用することが出来る方法ばかりですので、是非とも取り入れてみて下さい。

最後に紹介した好意を示すことで、相手から好意が返ってくると言うのは、実は別の心理原則「返報性」が関わっています。

返報性はこちらの記事を読んでみて下さい、是非に!

より人間の心理に対する理解が深まります。

>返報性の原理|コピーライティングで読者の心理を意図して誘導する方法

 

また、先ほどは記述を控えましたが、芸能人の洗脳事例として代表的な辺見マリさんのお話を記事にしましたので、興味があれば覗いてみてください。

>洗脳で辺見マリさんが5億円を失った事件の真相|マインドコントロールの怖さ