あなたの文章に信頼性を持たせるための最も重要な方法。

それが権威。

ネットビジネスに詳しければ「賢威」かと思うかも知れませんが「賢威」ではないですよ。

権威、です。

 

 

権威とは

あなたがもしも体調を崩したとき、誰の言うことを信じますか?

母親があなたのおでこを触り、

「あ、熱が出てる。水分取って寝てなさい!」

と言われたら、それに従いますよね。コレも1種の「権威」です。年長者であり、あなたのことを良く分かっている人物が言っていることだからこそ、あなたはその言うことに従おうと感じます。

 

しかし、体調を崩したときに母親から

「あんた、ガンだよ!病院で見てもらいな!」

と言われたら「何言ってんだよ、そんはずあるか、行くわけないだろう」と反発した気持ちが浮かぶと思います。

もしかしたら自分がガンかもしれない・・・と信じたくない気持ちもあるでしょうし、母親に診断まがいのことをされても信じる気にはなれません。

 

しかし、もしもそれが母親ではなく白衣を着た男性だったら・・・?

一瞬で信じてしまいますよね。

例え検査していなくても「ああ、自分はガンでほぼ決まりなんだ・・・」と思ってしまいます。

これは完全に「権威」による信頼性です。

 

この2つの例で何となく「権威」について理解できたでしょうか。

権威の意味を調べると、以下のようなものが検索結果として表示されます。

 

「すぐれた者として、他人を威圧して自分に従わせる威力。また、万人が認めて従わなければならないような価値の力」

「専門の知識・技術について、その方面で最高の人だと一般に認められている人。」

つまり、コピーライティングにおける「権威」とは、他者を納得させる専門性の高い人物や、その方面に精通している人が伴う威厳聖性や信頼性です。

だからこそ、人は白衣を着た男性の意見を信じて入院や治療を受けますし、きちっとスーツを着て黒板の前に立っている人の声に耳を傾けテストに備えるのです。

 

 

 

さて、ではこの「権威」をコピーライティングと掛け合わせるには、どうすれば良いでしょうか。

 

 

コピーライティングと権威

コピーライティングで権威を利用する場合、まずは人の脳を理解する必要があります。

人がモノを購入しようとする場合、左脳を使って判断をするのか右脳を判断するのかによって考え方は分かれます。

 

脳でものを考える場合、それは「中心経路」型の思考です。

「中心経路」型の思考方法は、理性的で数々の証拠や比較を考慮します。

左脳中心で考える人にものを売る場合、見込み客があれこれ自分で調査をしないように、十分なデータや証拠を提示する必要があります。

そうしなければ、日を改めて判断させて下さい、と一旦持ち帰らせてしまうことになります。

ネット上でものを販売している場合、このような見込み客があなたの元に戻ってくる可能性はかなり低いと言えます。

そのため、あなたのページ内で見込み客が決断できるように様々な情報を低ずる必要があるのです。

 

脳でものを考える場合、それは「周辺経路」型の思考です。

「周辺経路」型の思考方法は、直感的、感覚的に判断をします。

例えばスーパーに行った際に、牛乳を買おうとします。ドリンクコーナーに足が向かいますよね。その中で無意識的に「白い紙パック」を探します。ドリンクコーナーにある「白い紙パック」は牛乳かカルピスと相場が決まっているからです。

牛乳が茶色い紙パックで売っていたら、結構な数の人が「牛乳がない!!!!」と思うでしょう。それはもう「コーヒー牛乳」だと認識されてしまうのです。

また、牛乳を買う時にブランドやどんな牛を使用しているのか、殺菌についてはどのような方法か、ということをよくよく調べる人はいるでしょうか。

おそらく、その周辺の牛乳と比較をして「より安い」ものを買うのではないでしょうか。もしくは、「いつも買っているモノ」を買いますよね。

スカルプDというシャンプーは宮迫さんが髪の毛を回復させた要因ではありません。

しかし、宮迫さんをスカルプケアDの広告塔として起用したことで、「あ、宮迫ってこのシャンプーで髪の毛が戻ったのか、じゃあ試してみよう」と思って実際に購入に至った人も多いでしょう。

 

これが右脳によって商品を購入するということです。

かっこいいから、可愛いから、おしゃれ、目を引くから、いつも買っているから、雰囲気が好きだから、安いからなど感覚的であり直感的に判断をして購入します。

察しているかとは思いますが、コピーライティングで「権威」を利用する場合、それは右脳的判断をする人に対して訴えかけることになります。

その職業に就いていたり、知的だったり、信頼できる人が宣伝すると消費者はその製品について調べる手間が省け、その主張を受け入れます。

と、いうことは左脳的にものを考える人にも有効的に働く場合があると言うことです。

 

だとしたら、無敵じゃね・・・?!と思いますよね。

そうなんです。

だからこそ、権威性を取り入れなくては損だと言えます。

では、実際にコピーライティングでどのように権威を活用していくのかを紹介していきます。

 

 

まず始めに紹介したいのは「口コミ」の利用です。

おやおや・・・権威性がないではないか・・・と思うかもしれませんが、ちゃんとあるんです。

 

 

権威のコピーライティング活用例|口コミを利用

「口コミ」とは、楽天市場やAmazonなどの大手通販サイトに寄せられる感想です。

そう、つまり誰でも購入して使用した人ならば書き込める場所です。

 

権威性とは専門性や有名さに備えられる・・・そう思いますよね?

だから一般人は権威性を持つことは出来ないと思いますよね?

 

しかし、まだその商品を使ったことがない人からしたら、「使ったことがある人」というのは十分に権威性のある人物に映ります。

ある意味ではその商品を使用したことがある「専門家」のようなものです。

実際に自分が使ってみた場合の想定は、使ったことがある人の感想からしか沸いてきません。

だからこそ、「使ったことがある人」の感想は、なによりも重要な参考書となるわけです。

これ以上の権威があるでしょうか。

アフィリエイトする商品が楽天市場やAmazonなど、口コミが寄せられるサイトで取り扱いがある場合は必ずチェックしましょう。

そして、あなたのブログで紹介しましょう。

 

以上から、あなたがアフィリエイトをする商品は、使って見た方が良いです。これは絶対のルール。

ただ、使ったことがなくても売ることは可能です。

何でもかんでも使ってみる精神で取り組んでいたらお金がなくなってしまいますしね・・・。

お金に余裕が出てきたらでも良いので、覚えておいて下さい。

アフィリエイトする商品は自分も使ってみるべきだと言うことを。

それにより、あなたの主張にも権威性が備わります。

 

口コミの次はデータです。

信頼出来そうなデータには権威の力が付け加えられます。

 

 

 

権威のコピーライティング活用例|データを引用

権威性のある団体や企業、研究機関、個人の発表した根拠のあるデータを提示することは効果抜群です。

そんなものないよ・・・と思うかもしれませんが、

例えばあなたが化粧品をアフィリエイトしている場合、その商品に含まれる特定の成分を研究した結果はインターネット上に公開されているはずです。

コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸・・・・。

 

例えばあなたが出会い系や恋活のアプリをアフィリエイトしている場合、それぞれのアプリが公開している利用者の数を比較することが可能です。

恋愛がしたい人に向けてコンテンツを制作するわけですから、さらに恋愛に活用できる心理テクニックも紹介出来ますね。その場合は、大学などの研究機関が発表している研究結果を紹介出来ます。

 

このような公的なデータや研究結果は書籍でも手に入れることが出来ますし、書籍そのものが権威性のあるデータの宝庫です。

いろんな方法で集めることが出来ます。

そのため、データなんてないよ・・・と思っている人は、おそらくまだ努力が足りないのか、お金というリスクを背負う覚悟が出来ていないだけです。

必ず探し出せるはずですので、あきらめずに頑張りましょう。

その努力はあなたのセールスレターに反映されます。

 

 

コピーライティングにおける権威の活用、3つ目は「有名人の声」を活用する方法です。

これは探し出せない場合が多いですが、もしも探し出せたならあなたに大きな力を与えてくれます。

 

 

 

権威のコピーライティング活用例|有名人愛用者を調査する

芸人ピースの又吉さんが芥川賞を受賞したことはとても有名ですが、その受賞をきっかけに「本の帯」を書いてもらえないかという又吉さんへの依頼が殺到したそうです。

これぞまさに「権威」。

「この人が紹介している本ならば買ってみよう」

「この人が紹介している本ならば面白いに決まっている」

書店に訪れた人にそう思わせるために又吉さんに帯を依頼したのです。

実際、又吉さんが「アメトーーク」で紹介した本は売上げを伸ばしましたし、僕の周囲にも「コレ、又吉が勧めてたんだよ!」と言って嬉しそうに本を読んでいた友人が何人もいました。

 

アフィリエイトする場合、その商品の公式サイトで広告等になっている人や、公式サイトで口コミとして扱われている人しか利用できないのが現状ではありますが・・・

中にはBULK HOMMEというスキンケア用品の例があります。

BULK HOMMEは、公式では紹介されていない三浦翔平さんが利用しているのです。

三浦翔平さん・・・イケメン俳優で有名なので名前を知らなくても顔を見れば分かる人も多いと思います。

公式で紹介していないのは謎なのですが、三浦翔平さんは自身のSNS上で「良い匂いするやつ」という投稿と共にBULK HOMMEを持った画像を掲載しています。

 

このように調査をすれば何かしらの情報が出てくる場合がありますので、是非とも深くまで調査をしてみることをお勧めします。

有名人が使用していれば、一気に権威性が増します。

 

しかし、実際はなかなか見つからないですよね。

そんな時は、権威性のある人物を持ってくる、と言う手法があります。

 

 

 

権威のコピーライティング活用例|パネリストを迎える

これは難しい手法なのですが、例えばあなたが健康グッズに関する商品をアフィリエイトしている場合、健康グッズに関する権威は誰にあるでしょうか。

  • 健康グッズを販売している企業の人
  • 健康グッズマニア
  • 健康に詳しいお医者さん
  • 体の専門である理学療法士

このような権威のある人にお願いしてあなたのブログに記事を書いてもらうのです。

これがパネリスト。

出来そうですか?

さすがに出来ないと思いますよね。笑

 

ただ、これは相手にもメリットがあるということを示す事で実現が可能です。

権威ある人がもしも書籍を出版している場合、ブログなどのコンテンツで情報発信をしている場合などは、それをあなたのブログで紹介することで相手にもメリットが生まれます。

特に書籍を出版している場合は「売りたい」と思っていますので、あなたのブログでアクセスを稼げているならば、またはメルマガの読者が数万人いるならば持ちかけやすいです。

当然、話を持ちかけるときにはコピーライティングの技術が利用できます。

 

もう1点、あなたに伝えたいことがあります。

あなたは興味のあるカテゴリの雑誌を読むと思うのですが、その雑誌って1誌ですか?

特定の雑誌を購入している人であっても、興味のあるカテゴリならば複数の雑誌を立ち読みするのが普通だと思います。

と、いうことは?

あなたがコピーライティングのブログを構築しているならば、その読者は他のコピーライティングのブログも覗いているはずです。

それならば、アクセスが多そうなしっかり作られているブログと提携して、お互いに紹介し合う事は双方のメリットにならないでしょうか。

紹介するだけではなく、定期的にお互いのブログで記事を書き合うのも良いでしょう。別のブログにあなたのことを書けるというのは思っている以上に効果をもたらします。

その方法によって、他のブログからアクセスを稼ぐことが可能です。

 

パネリストを迎える方法は、もちろん断られる場合が多いと思います。

ただ、数打ちゃ当たります。

メッセージを送ることはタダなので、根気強く続けてみることをお勧めします。

 

 

 

 

以上がコピーライティングにおける権威の活用法。

権威はあなたの文章に信頼を加えてくれます。

読者に信頼してもらえなくては、ものを販売することは難しいです。

なぜなら、現代は情報に溢れ、読者はちょっとやそっとじゃ心が動かなくなっているからです。

それを突破するのに必要なのが「信頼」。

逆に言うと信頼関係が結べていれば圧倒的に売りやすくなります。

だからこそ、当ブログではメルマガにて情報を発信しようと伝えています。

メルマガをやるべき理由はこちらの記事。

>メルマガをやる理由|アフィリエイトでメルマガは必須で稼げる理由3つ

 

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あなたの力になってくれるはずですよ。