メルマガを読んで欲しいなら、文章なんてどうでもいい。
え!?
文章を読んでもらうんだから、文章に力を入れると思いますよね?
しかし、極論文章なんてどうでもいいのです。
こんにちは。ぱずーです。
コピーライティングはヘッドラインが重要。
文章を書くことに興味があり、実際に行動に移している人ならば効いたことがある言葉だと思います。
ヘッドラインは文章を書く際の冒頭に当たる言葉です。
この記事では冒頭で
「メルマガを読んで欲しいなら、文章なんてどうでもいい。
え!?
文章を読んでもらうんだから、文章に力を入れると思いますよね?
しかし、極論文章なんてどうでもいいのです。」
とあなたに伝えました。
これは極論中の極論です。
文章を書くのだから、文章に力を入れずして読まれる事なんてありません。笑
だから、文章には力を入れるべきです。
ただ、僕が言いたかったことは文章にはヘッドラインが重要と言うことです。
そして、あなたにこの記事を読んでもらいたかったから極論を述べました。
冒頭のヘッドラインで読者の興味を引きつけることが出来ない場合、そこから先が読まれることはありません。
だからこそ、ヘッドラインは文章を書き上げる上で最も重要な要素です。
コピーライティングを学ぶ人にとってバイブルとなっている「現代広告の心理技術101」ではヘッドラインについてこのように記載されています。
「広告を見ている人のうち60%はヘッドラインしか読んでいない」ことをご存じだろうか?興味のある事柄に「目が留まらない」限り、ザッとしか読まないのだ。つまり、あなたの広告を目にした人の60%は最初の数ワードしか読まない。なんてことだ。
解決法は?見込み客の一番目に留まりやすい場所、つまりヘッドラインに一番大切なことを1つだけ書く。
「現代広告の心理技術101」より引用
ここから分かることはヘッドラインしか読まない人が圧倒的に多いということです。
だとしたら・・・文章に力を注ぐよりもむしろヘッドラインに力を注ぐべきだという僕の冒頭の主張もいささか間違いではないことがお分かり頂けるでしょうか。
ダイレクト出版に勤め、日本でも有数のセールスコピーライターである寺元隆祐さんが書いた「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」にはこう記載されています。
あるセールライターの権威は、「書く作業の80%の時間と労力をヘッドラインに費やすべきだ」と言っています。「ヘッドラインを読む人は本文を読む人の5倍いる。要はヘッドラインだけしか読まない人がほとんどである」と言う人もいます。
「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」より引用
書く作業の80%をヘッドラインに費やす。
それほどまでに重要な要素と捉えているコピーライターもいるということです。
勘違いしてはいけないのが、そう思っているコピーライターは一部であるのではなく、多数であると言うこと。
さて、そんな超重要な要素であるヘッドラインですが、メルマガで言うところのヘッドラインは何処に当たるでしょうか。
もちろん本文に入って最初に目に付く数行も非常に重要なのですが、もっと重要な部分があります。
そう、件名。
件名なんて大して見やしないよ・・・と思うかもしれませんが、あなたは普段から何気なくメールの件名をチェックして読むのか読まないのかを決定づけています。
メールなんてそもそも届かない・・・と思うかもしれませんが、意識していないだけで結構な数のメールが届いています。
その中にはクレジットカードの関係のメールや、楽天ポイントのメール、銀行関係のメールなども含まれるため、多くの人がマメにチェックしています。
そこで開くべきメールと開かなくてもいいメールの命運を分けるのは
- 誰から送られてきたメールなのか
- どのような件名なのか
のたった2点です。
あなたがメールを発信しようとしている人は、自らあなたのメルマガに登録した読者です。
そのため、あなたから送られてきたメールには興味があるはずです。
だからこそ「件名」。
あなたのメールが開かれるのか、開かれないのか、それを決定づけるのは「件名」です。
その「件名」を少しでも魅力的にするための方法をお教えます。
つまり、それはあなたのメールが読まれるための方法です。
そのらめには、これから説明する9つのポイントを意識して下さい。
その中でもまず最初に理解すべきポイントは、ブログでのタイトルとメルマガの件名は違うという点です。
メルマガ件名のコツ|検索エンジンは関係ない
まず理解して欲しい点は、メルマガの件名はブログでのタイトルとは全く別物だと言うことです。
「興味を引く」と言う点では別物ではないのですが、決定的に違う点があります。
それは検索エンジンを介しているのか、介していないのか、ということです。
検索エンジンを介している場合、どうしても検索されやすいワードを意識して入れなければいけません。
なぜなら、検索されなくては文章を書いている意味がないからです。
そのため、検索エンジン最適化を狙い、タイトルの左側に検索されやすいキーワードを入れます。それによってあなたが書いたブログ記事にやってくる人の数は多くなる可能性があります。
そう、検索エンジン最適化を狙う場合
「興味を引くタイトル」<「検索されるタイトル」
が必要なのです。
しかし、メルマガの件名は検索エンジンを介しません。そのため、
「興味を引くタイトル」>「検索されるタイトル」
を意識します。
大前提として、このポイントを意識して下さい。
意識した上で、件名に付ける文字数を考慮して下さい。
ブログのタイトルの文字数は28字~32文字程度。
メルマガの件名の文字数は10字前後が良いとされています。
その理由とは・・・。
メルマガ件名のコツ|冒頭9~13文字に要点を盛り込む
なぜ、電話番号が11桁なのかを考えたことがあるでしょうか。
PHSから始まった個人の電話番号付与のシステムは、1999年元旦午前2字から11桁になりました。それまでは10桁のサービスだったのですが使用者が多くなって来た背景を受け11桁に増やされたのです。
いずれにせよ10桁前後です。
それは人間が1度に認識できる文字数が9~13字程度だからであり、さらに多様性を持たせるために最低限度の桁数だからです。
これは我々の身近な部分にも考慮されています。
それが「Yahoo!ニュース」と「映画の字幕」です。
Yahoo!ニュースは普段何となく目にしているかも知れませんが、そのタイトルは13字以内(半角は0.5文字)で統一されています。
人がパッと見た瞬間に飛び込んでくる文字数に全力を注ぎ、如何に魅力的な第一印象を与えられるかを第1優先にしてタイトルが付けられています。
また、映画の字幕では人間が1秒あたりに認識することの出来る文字数4文字を意識して構成されています。
そのため、1枚の字幕では最大でも32文字程度で収めるようなルールーが存在します。平均して約8秒前後同じ字幕が表示されている計算ですね。
カタカナなどの表記で、誰もが知るような長い文字列・・・たとえば「ニューヨーク」や「マンハッタン」「コピーライティング」などは瞬時に理解できるため、字幕全体が規定の32文字以上になっても認識できるようです。
このように、我々の身近には人間が認識できる文字数を意識して文字列が設定されています。
メルマガの件名には文字数の上限はありません。
しかし、人間がパッと見て認識できる13字程度の範囲に興味を引きつけるワードが必要です。
コピーライティングを学んでいる人や、ネットビジネスを仕掛けている人のメルマガを受け取ったことはあるでしょうか?
たいていの場合、それらの人のメルマガは13字~18字ほどでその件名が収められています。
もちろん件名に付けるべきものが長くなる場合はあります。
しかし、やはり左側13文字の方に受け取り側が興味を持つものを含ませるべきです。
それがメルマガの件名について、1つのルールです。
では、具体的にどのように読者の興味を引くのか・・・。
その方法を1つずつ説明していきます。
まずは常識にとらわれている一般人に、その常識とは逆の事を提案する方法です。
メルマガ件名のコツ|常識とは反対のことを言う
常識としてこびりついている習慣はたくさんあります。
人は自分の中に明確にある常識を覆されることを嫌います。
しかし、嫌うからこそその常識を覆すような提案にとても興味が引きつけられてしまいます。
そんな常識とは反対のことを言ったいくつかの件名の例を紹介します。
「すみません。嘘をつきました。」 ← 14文字
嘘は良くないこと。
しかし、毎週のように届くメルマガの中で何が嘘だったのか、ということはとても興味を引きます。
僕は、興味を引くための件名だったと分かってはいるものの、最近ついつい見てしまったメルマガの件名がコレでした。
単純に「何だろう・・・」と興味が引かれますよね。
「プライスレスより大切なこと」 ← 13文字
お金よりもプライスレス。そんなCMのキャッチコピーが蔓延しました。
しかし、そんなプライスレスよりも大切なものとは・・・?
「あなたに関係の無い話です。」 ← 13文字
「トイレで絶対にしてはいけない事」 ← 15文字
関係の無い話をわざわざ送ってくるはずがありません。笑
関係があるはずなのですが、「読んではいけない」「やってはいけない」など、人は限定されてしまうとついついやりたくなる生き物です。
そのため、「関係の無い話」だと一線を引かれてしまうとついつい読んでしまうものです。
同様に「してはいけないこと」を件名に盛り込むのも有効的です。
「たった1分で手に入れる美肌方法」 ← 15文字
たった1分で美肌を手に入れるなんて非常識も良いところです。笑
これは確かな商品力や方法力があってこその件名ですが、絶対の自信があるものを紹介する場合は効果的に働きます。
「忘れて下さい。あなたが今まで学んだ英語力を」 ← 21文字
「忘れて下さい。」という文章は読者の興味を引きます。
今までやって来た常識を忘れて、新しい情報を取り入れることに興味を示さない人なんていません。
「ビタミンCが肌に有害だったなんて!」 ← 16文字
ビタミンCは肌に良いという常識があります。
これは大して美容に詳しくなくても知っている情報です。
しかし、そんなビタミンCが肌に有害だったなんて・・・美容に興味がある人ならば絶対に無視できない情報ですね。
このように、常識的でないことは読者の興味をくすぐります。
さらに、読者の興味を引く特定のキーワードも存在します。
そのキーワードとは・・・。
メルマガ件名のコツ|目を引くキーワードを入れる
あなたが普段興味を引かれるキーワードは何でしょうか。
ネットビジネスをしているならば、「アフィリエイト」や「マーケティング」「セールス」「SEO」なんて言うワードには過敏になっていると思います。
美容に興味があるならば、「スキンケア」「セラミド」「コラーゲン」などのワードには過敏だと思います。
このように人が興味や関心を寄せるワードは、その人自身が何に普段から興味を持っているのかが関わっています。
しかし、誰しもが興味を引かれるワードがあります。
それがこのキーワード。
【重要】【警告】【特典あり】【最新情報】【プレゼントあり】
今、ありきたりだと思いましたね?
しかし、興味を引くワードは「ありきたり」なのです。斬新なテクニックや手法なんて存在しないのです。
嘘だと思うのならば是非とも最も左側の場所にこれらのキーワードを入れてみて下さい。
さあ、ここまで興味を引くワードが何であるのかばかり考えてきました。
しかし、あえて隠すという手法もあることを知って下さい。
それが次のポイントです。
メルマガ件名のコツ|キーワードを隠す
この2つの件名があった場合、あなたはどちらのメールを読むでしょうか。
「私がアフィリエイトで成功したのはコピーライティングのおかげです」
「私がアフィリエイトで成功したのは●●のおかげです」
上の件名は「あー、コピーライティングか・・・」となります。
その時点でメールを開くのか開かないのかが決まります。
下の件名は「何だろう・・・」となりますね。
そこで書かれている内容が結局コピーライティングについてなのかも知れませんが、その文章の書き方によっては最後まで読んでもらう事が出来るメールとなる可能性があります。
このキーワードを隠す手法はかなり使えます。
「私が●●を学ぶことをおすすめする理由」
「●●のツールを使って収益が上がったお話」
「アフィリエイトの●●法則とは」
どうですか、気になりませんか?
次のポイントは、ちょっと普通では出来ないのですが、もしも出来れば効果的な手法です。
メルマガ件名のコツ|独自性
さあ、続いては「独自性」です。
「独自性」・・・んー、難しいですね。
これは誰にでも出来る訳ではありません。
しかし、誰にでも出来る手法でもあります。
よくメルマガに独自の名前を付けているのを見たことがありませんか?
たとえば僕なら
「天空のアフィリエイターぱずーのアフィリエイトメルマガ講座」
・・・略して「TPAM講座」です。
それを毎回メルマガの件名に付けます。
「【TPAM講座】第1回〇〇〇〇」
こうすることで僕のメルマガだという独自性が出ます。
ただ、ちょっと恥ずかしいです。笑
それに余計分かりずらくしてしまう可能性は否定できません。
「この英単語の羅列・・・何の略だったっけ?」と思われないためにも分かりやすく明確なものにした方がいいです。
また、メルマガ講座だけではなくあなたが思いついた手法や何かの法則に対するオリジナルの名前も興味を引きつけます。
僕のブログで言うと、継続する為の「毎日100点理論」というものを紹介しています。
このような他では聞いたことのないような名前は興味を引きつけやすいです。
まあ、内容は何処にでもあるようなありきたりなものであっても・・・ね。笑
このようにオリジナリティ要素のある件名はメールを開いてもらいやすいです。
「お、なんだ?」と思わせるか、
コンスタントに続ける事でメンバーの仲間入りした感覚を与えましょう。
さて、最後の3つのポイントは実にオーソドックスな手法です。
その3つのポイントを紹介して終わります。
メルマガ件名のコツ|数字を入れる
今、僕は「3つのポイントを紹介して終わります」と書きました。
この「3つ」に反応した人は多いのではないでしょうか。
「ここまで来てまだ3つもあるのか・・・やったー」と思う人もいれば
「こんなに読んできてまだ3つもあるの・・・しんど・・・でもあと3つなら読むか」と思う人もいれば
ここまで何となくスクロールをしてきて「あと3つか、なら少しまじめに読むか」と思う人もいたでしょう。
いずれにせよ、数字には力があると言うことです。
数字があると人の脳にはパッとイメージが浮かびます。
そのため、数字があると読者の思考を刺激し、読者をを引き込むことが出来ます。
よく見ますよね。
「肌を美しくする7つの方法」
「あなたがやるべき唯1つこと」
「あなたが読むべき10冊の本」
そう、ありきたりです。
ただ、先ほど申し上げたようにありきたりなものでも十分なパワーがあります。
斬新な方法なんて存在しません。
コツコツと小さな積み重ねが、読者から最終的に大きなYESを引き出します。
さて、ではオーソドックスな手法残り2つです。
次は「新鮮さ」を演出します。
メルマガ件名のコツ|新鮮さ
人は皆新しいものが好きです。
新しく買った服や靴・・・早く着たくて気持ちがはやってしまいますよね。
人が興味を引かれるものは、そのような新しいアイテムばかりではありません。
新しい「情報」にも興味が引かれます。
そのため
【話題!】【新着情報】【新発売】【お伝えします】【始動!】【速報!】
などのキーワードがあると目に付きやすいです。
ではでは、最後です。
いよいよあと1つ。
最後の最後は本当にオーソドックスな手法です。
メルマガ件名のコツ|緊急性
最後は「緊急性」。
これは人の心理を突いたセールスの中では基本中の基本ですね。
「期間限定」
「この夏限り」
「3日間限定で特別セミナーの参加者を募集します」
「今購入するあなただけにプレゼントあり」
「1週間限定公開!僕がアフィリエイトで成功した最大の方法」
今行動を起こすことで手に入る物や情報がある、そう聞くだけで人は行動を起こす可能性が高まります。
人は行動を起こす理由が欲しいのです。
そこに「緊急性」はうってつけ。
今しかできない・・・?今しか手に入らない・・・?じゃあ、やるしかないでしょ・・・。
そうなるのです。
自分が行動を起こした理由を正当化するのに、もってこいなんです。
だから、「緊急性」「限定性」を謳うセールス文句はどんな時代にもなくならない、オーソドックスな手法としてセールスの最前線でこれからも生き続けるでしょう。
以上がメルマガであなたのメールがゴミとならないポイント9つ。
あなたのメールが読者に読まれるコツ9つ。
さて、これであなたのメールは読者に開かれる可能性が高まりました。
次は読者にあなたの文章を読んでもらえるように少しでも全力を注ぎ込みましょう。
>読まない壁|超絶孤高のォ読者の読まない壁を超える8つの方法はこれだ