こんにちは。ぱずーです。

日々技術の向上に励んでいますか?僕もまだまだ上に行きたいので是非共に頑張っていきましょう。

今回は、商品のコピーを書く際に「先に伝えない方が良いこと」を紹介します。

 

商品を書く上で先に伝えない方が良いことは、「嘘のような大きな効果」と「価格」の2点です。

 

 

嘘のような大きな効果

「嘘のような大きな効果」とは、良い表現が見当たらなかったのでこの表現を使っていますが、まず大前提として決して嘘の効果をうたってはいけません。あくまでも真実を語らなければいけませんが、その中でも嘘のように感じてしまう大きな効果があります。

その効果をあまりにもごり押しして最初に伝えてしまうのは、やめた方が良いと言うことです。

もちろん、最初のヘッドコピーで購入者が得られる最大のベネフィットを説明し、読者の興味関心を引くのは重要なのです。しかし、そのベネフィットがあまりにも大きく嘘のように聞こえてしまう場合、いきなりゴリ押しで説明してしまうと、コピー全体が嘘っぽい印象を与えてくれます。

 

例えばですが、「誰でも痩せることが出来る魔法のような薬」を開発したとして、コピーの冒頭で

「毎朝コレを飲むだけで、絶対に100%誰でも痩せることが出来る薬を開発しました。絶対に誰でもです。例外はありません。飲むだけで、その効果をあなたは確実に感じることができます。今まで痩せるためにおこなった無駄な努力も無駄なお金も全て必要ありません。無駄な可能性が少しでもあることはやめて、絶対に得られる効果にお金を使って下さい。」

なんて言われても、「うわぁ~・・・嘘っぽい広告だなあ」と感じてしまいますよね。

 

この場合は大きな効果だけを冒頭で示すのではなく、「なぜその効果を得ることが出来るのか」ということが、このコピーを読めば全て理解できると添えてあげると印象が変わります。

他にも、「到底信じられませんよね?」など、読者が抱きそうな不安や疑問を先回りしてコピーに書いてあげることで、読者が先に読み進める意思を持ちます。

「25年の歳月を掛けてついに完成しました。誰でも飲むだけで痩せることが出来る薬。しかし、そんなことを言ってもあなたは疑念しかないですよね?その気持ちは分かります。開発した僕自身ですら信じられないのですから。なぜ、飲んだ人全てが痩せることが出来るのか・・・その謎を余す所なくお伝えしますので、あなたの目で真実を確認して下さい。」

 

この薬の最大のベネフィットはやはり誰でも飲むだけで痩せることが出来るということです。それをサラッと伝えた後で読者の疑念を先回りで示し、不安を抱えている要素を説明することを宣言しています。

これもよくあるコピーですが、効果が大きすぎる場合はこのように補足をすぐに付け足し、読者が先を読んでくれるような、先が気になるように誘導してあげることが大切です。

 

アフィリエイト業界では、ギリギリ真実っぽい微妙なラインのベネフィットをうたっているコピーが少なからず向けられます。実際に嘘のような過大効果を示しているコピーも中にはあると思います。

これは商材を販売している人だけではなく、自身のブログを利用してコンサル生を募集しているアフィリエイターなんかも怪しいコピーを書いている場合が結構あります。

そのため、よく調査している人からすると「また嘘っぽい宣伝しやがって・・・」と、そのヘッドコピーを読んだだけで、ページを閉じてしまいます。

僕は結構突っ込んだ質問をすることが多いのですが、例えば「半年で月収10万円を必ず達成できる!」みたいことを言っているコンサルがいたら、実際にどのくらいのコンサル生がいて、その中でどのくらいの割合が月収10万円を半年で達成できたのかということを質問すると、たいていの場合は濁されます。

「月収7桁突入した僕がコンサルします!」というアフィリエイターは、実際に稼いでいる1つのブログを見せてくれたのですが、その質があまりにも悪すぎたので、このブログでだいたい1ヶ月にいくらくらい稼げているのですか?と聞いたら、答えは濁されました。

自分の稼げている主力のブログを簡単に公開できないため、あんまり本意気で取り組んでいないブログを見せてくれた可能性も高いですが、それでもそのブログでどの程度の収益が上がっているのかは言えるでしょう。特に、その公開しているブログは僕だけにはなく、コンサル生全てに開示していたブログですので、どの程度の収益が上がっているのか言えないと逆にダメだと思います。

 

このように自分の収益だけ上がれば良いという怪しい人はたくさんいます。

だからこそ、出来るだけ読者目線になり、怪しい文章に慣れて懐疑的になっている読者に少しでも信頼してもらえるように最大限勤めましょう。

レビューの記事などを書く場合は、売りたいから良いことばかりを書くのではなく、きちんと悪いと感じたことを書くべきです。

そのような実直さがあなたのブログ全体、メルマガ全体の信頼性を高めますし、あなた自身の信頼性も高めます。

 

 

価格

価格も先に伝えない方が良い情報です。と言ってもケースバイケースのですので、あくまで参考程度にして欲しいのですが。

価格は、見込み客が実際に購入する判断材料の最も重要な要素と言っても過言ではありません。

購入者は商品が欲しくて購入するわけはありません。商品が購入者に与えるメリットが欲しくて商品を購入します。

得られる事が出来るメリットと、それに支払う価格を天秤に掛けて商品を購入するに至ります。

 

あなたは、商品の価格を知った上で商品の魅力を知りたいですか?

それとも商品の魅力を知った上で価格を知りたいですか?

おそらく購入者としては価格を知った上で商品の情報を知りたいと思うでしょう。だからこそ、先に価格を提示した方が良い場合もあるのですが、読者のワクワク感が大きくなるのは確実に価格を知らない方が良いです。

セールスレターはワクワク感を大きくさせて商品に対する欲求を高めることが1つの狙いです。

価格を知った瞬間から、商品と価格を天秤掛けてしまうので、ワクワク感が大きくなるのを邪魔してしまいます。

 

例えば万年筆が欲しくて見に行ったとします。

自分が思い描くデザインの万年筆があり、実際にそれで文字を書いてみると驚くほどペンの進みが良い。キャップなどの利便性も文句がなく、まさにあなたの理想的な万年筆です。これがいつも机の上にあったら・・・キーボードを叩くのではなく文字を書きたくてウズウズしてしまいそうです。

その高い価値をしってから価格を知ると、「ああ、なるほど。だからこんなにも良いアイテムなのか。買えない値段ではないが、今出せるぎりぎりの値段を少し超えているなあ・・・」と検討に入ります。

しかし、先に価格を知ってしまうと、出せるギリギリの範囲を超えてしまっている場合、先に区切りを付けてしまいます。「どうせ買えないなあ・・・まあ、買えないほどの価格だし、良くて当然か・・・」と全くワクワク感がしょぼんでしまいます。

その商品の価値を何の先入観もなしに感じてもらえるようにするためにも、価格を先に伝えるのはあまりオススメできないということです。

 

 

以上が価格と嘘のような大きな効果をごり押しで先に伝えない方が良い理由です。

セールスレターはその順序や言い方で大きく印象を変えてしまいます。より効果的に読者の反応が得られるコピーを書くために意識したいポイントですね。

読者のワクワク感を演出するコツは、他にもあります。気になる方はこちらの記事をご覧下さい。
>読者の欲求をかきたてるワクワク感を演出するコピーのコツ