アフィリエイトには、広告をクリックされれば収益が上がる「クリック型のアフィリエイト」と、モノを売ることで収益が上がる「販売型のアフィリエイト」があります。

 

 

クリック型のアフィリエイトは、完全にアクセスの数に依存します。トレンドアフィリエイトなどが代表的な手法です。

>トレンドアフィリエイトとは?メリットと注意点

Googleアドセンスやnend広告などが有名です。アドセンスを使用する場合、アダルトコンテンツや情報の質など規制が厳しめであることは要注意です。

トレンド情報を扱うアフィリエイトの場合、どうしても他のブログと内容が似通ってしまったり、コピーコンテンツが多くなってしまう場合があります。そのようなブログは検索エンジンから抹消されてしまうので、情報の質に関しては最低限のラインを守らなければいけません。

クリック型はアクセス数に依存するため、大きな収益を上げるためには莫大なアクセス数を稼がなければいけません。

 

販売型のアフィリエイトは、アクセスの数も大事ですがそれに依存はしません。最も重要なのは情報の質と購入を迷っている人を誘導する流れです。そのため、コピーライティングという文章を書くスキルを身につける必要があります。

>コピーライティングとは?アフィリエイトで無視できないテクニック。

情報商材でしたらインフォトップやアドモール、物販でしたらアフィリエイトbやA8が有名です。

実際にモノを売らなければ収益が上がらないため、クリック型よりはハードルが高いと言わざるを得ません。しかし、1度しっかりとしたコンテンツを作り上げれば、収益は安定しやすく、大きな収益も上げやすいのが特徴です。

 

両者それぞれ特徴があり、平行して運営することで安定した収益を稼げるようになります。まあ、簡単に平行して運営と言っていますが、それなりの時間と作業量を伴いますので大変ですが・・・。

今回はこの2つのアフィリエイト手法のうち「販売型のアフィリエイト」について紹介します。

 

 

販売型のアフィリエイトには、先ほども紹介したように2つの商品があります。それが情報商材と物販。

 

情報商材

情報商材は、情報を商品にしたものです。

何事にも先駆者という人はいますよね。そのような人は書籍などを出版し、そのノウハウを読者に提供します。読者はそこに書かれている情報が欲しいがために、その本を購入します。

しかし、書籍かなんて誰もが出来ることではありません。出版社がイケると思えるようなネームバリューや情報の確かな質が要求されます。それは、書籍という形あるものにすることで大きな経費がかかってしまうため、書籍が売れることでかかった経費を回収できなければ会社の運営が危うくなるためです。

じゃあ自己出版しようと思った場合も、今度は莫大な経費があなたを襲います。そういう意味で書籍による情報の提供はなかなかハードルが高く、誰でも出来るような事ではありません。

 

アフィリエイトで扱われている情報商材は、このような書籍ではなくPDFファイルやCD化されたデータです。そのため書籍化されるような有名な人でなくても、だれでも作る事が出来る商品です。あなたでも作れますし、売ることが可能です。

そこにかかる経費というのは、パソコン代金くらいです。あとは時間を掛けて文章を打ち込めば完成します。いかにリスクがなく、ハードルが低いかが分かります。

アフィリエイトで扱われている情報商材には、恋愛系のものや、アフィリエイト系、FX系、中にはポイントの有効活用方法やギターの上達方法などの商品もあります。

 

 

物販商材

物販商材は、モノを商品にしたものです。

こちら想像しやすいですよね。楽天やAmazon、中にはロフトなどの店頭販売で購入出来るような商品をあなたが紹介し、リンクを設置し、そのリンク経由でモノを買ってくれた人がいた場合収益が発生します。

稼ぎやすいと言われているカテゴリは、美容グッズやFX関連の口座開設や登録、クレジットカードの申し込み、ダイエット系、ウォーターサーバーなどです。

先ほど店頭販売で購入出来るような商品もあると紹介しましたが、そのような商品は少数派で、多くがインターネット上でしか販売を展開していない商品です。

店頭販売しないことで経費を削減し、可能な限り無駄になってしまうような製品を生産せず、宣伝費も削減しています。

その宣伝費削減に貢献しているのが我々アフィリエイターです。アフィリエイターが自身のブログで商品を紹介してくれることで宣伝効果を生むためです。その結果、売れた商品があれば紹介料として売上金の1部があなたの収益となるのです。

 

 

情報商材と物販商材

さて、情報商材と物販商材の2つを紹介しましたが、どちらをアフィリエイトで紹介した方があなたに収益が入りやすいのか・・・つまりあなた自身が稼ぎやすいと思いますか?

おそらく物販商材の方が・・・と思う人が多いのかと思います。

しかし、これは情報商材なのです。

 

■報酬単価

結論を言うと情報商材の方がアフィリエイターに入る報酬単価が高いのです。

パソコンで文章を打ち込むだけでできあがる商品よりも、実際にモノを製造する方がコストがかかっていますよね。それなのに、情報商材の方が高い値段で売れるのです。だから情報商材の方が、あなたに入る収益設定も高く設定されています。

 

えばアフィリエイト教材の場合、その多くが1万円を超える値段なのですが、それを紹介して売った場合にアフィリエイターへ入る報酬の設定は8割か9割で設定されているころが多いです。つまり1万円の情報商材を1つ売った場合、あなたに入る収益は8000円や9000円になるのです。

販売元は大して制作にコストがかかっていないため(もちろん多大な労力はかけていますが)、商品が売れた場合の収入は1割や2割で十分なのです。

 

えば美容グッズを見てみると、4000円の化粧水を売るとしたら、だいたいアフィリエイターに入る報酬設定は2割程度です。つまり4000円の化粧水を1つ売った場合、あなたに入る収益は1000円程度です。

 

情報商材をアフィリエイトした方が、圧倒的に効率が良いことが分かります。もちろんあなたが美容関係に専門的な知識を持っている場合など、やり方によってはモノを売る方が収益が上がる場合もありますが、それには数を売れるようにならなければいけないと言うことです。

 

■人はモノより先に情報を得たい生き物

しかし、なぜより制作にコストのかからない情報商材の方が高い値段設定なのにも関わらず、購入者が後を絶たないのでしょうか。

本当に欲しいものを購入する場合、まずは情報を漁りますよね?似たような商品はたくさんあります。どの商品が、あなたが求めているイメージと合致しているのかを選び出すために情報を探します。

何か新しいことを始める場合、失敗したくないあなたは情報を漁りますよね?失敗をしないで最短の方法を選択できるならば、その情報にお金を出しても良いと思うのではないですか?

そう。人はモノや経験、成功を手に入れるために、まずは絶対に情報を探し、情報を得たいと思うのです。そこには制作コストがかかっていないとかは関係なく、自分に得られるメリットが大きいと感じれば喜んで財布の口を開けるのです。

 

■購買心理を理解した販売者

そしてもう1つ、情報商材が稼ぎやすい理由があります。

アフィリエイトをする場合、我々は公式サイトへのURLを貼ることしか出来ません。直接的に売ることが出来ないのです。商品を購入したいと思う人は、どうしても公式サイトを経由してからでなければ、実際に購入というアクションに至ります。

先ほど「コピーライティング」のスキルを紹介した記事のURLを載せました。しかし、あなたがどんなに文章の能力を高めても、最終的に公式サイトへの誘導しか出来ないのです。

もちろん、あなたが文章のスキルを磨くことで購入至る確率は確実に上がりますので、絶対に無駄ではありませんし、販売型のアフィリエイトには必要不可欠のスキルだと言えます。

それでも公式サイトに誘導しか出来ないのだから、公式サイトも優秀な文章でお客さんを「購入」というアクションに誘導して欲しいですよね。ここが情報商材と物販商材では大きく異なります。

 

物販商材の公式サイトをご覧になって感じたことがある人も多いかもしれませんが、「コレ、本気で売る気あんの?」と思うようなサイトがあります。公式サイトなのに、です。

中には、本物の公式サイトのページ・・・つまりその企業が扱っている「商品一覧」みたいなページですね・・・をアフィリエイトリンクとして設定している企業もあります。

その企業の化粧水のアフィリエイトリンクも、乳液のアフィリエイトリンクも全部「商品一覧」みたいなページに飛ぶように設定されているのです。

まあ、その方が良い場合もあるのかもしれませんが、普通はサイドバーもないような1ページ完結型のランディングページと呼ばれるページを用意しています。その方が、余計な情報に振り回されずに1つの商品にのめり込み、購入に至る場合が多いからです。

せっかくアフィリエイターが化粧水のことを調べ上げて、丁寧にその成分や特徴を熱く語ってもそのリンク先が「商品一覧」だたったら興ざめです。全く購買心理を理解していないポンコツ販売者と言えます。このような企業はそもそもアフィリエイトというツールを使って商品を売る気がありませんね。

 

その点、情報商材・・・とりわけアフィリエイト教材は、自身がアフィリエイトで収益を上げた経験を商品している人が販売者です。

そのため、どうやったら売りやすいのかを熟知しています。絶対に余計な情報を与えないようなページを用意し、あなたが紹介した文章よりも秀逸な文章でお客さんを「購入」というアクションに導きます。

アフィリエイト教材のランディングページと、物販商材のランディングページを比較してみると良く分かりますよ。

そもそも文章の長さが違うことに驚くと思います。そのようにして、お客さんが購入に至る上で抱く全ての不安要素を取り除ける様に誘導しているのです。

また、商品を購入する際の特典や保証の手厚さの違いも明確に分かります。オファーというのですが、このオファーがいかに魅力的であるかは購入に至る上でとても重要な要素です。

下手な文章を圧倒的なオファーでかばうことは出来ても、秀逸な文章でポンコツなオファーをかばうことは出来ないとまで言われています。こういった点もアフィリエイトで結果を残したアフィリエイターならば知っているのです。

 

まとめ

今回はアフィリエイトの中でも、モノを扱った販売型アフィリエイトについて紹介しました。

物販商材には情報商材という2つの商材がありました。

アフィリエイトをおこなう上で、より稼ぎやすい商材は情報商材です。その理由には以下の3つがありました。

  • 報酬単価
  • 人はモノより先に情報を得たい生き物
  • 購買心理を理解した販売者

僕も実際、メンズケア系のサイトを運営していますので、完全に物販商材を否定するわけではないのですが、収益の上げやすさを比較するとどうしても情報商材に軍配が上がってしまうと言うことです。

あなたが何を求め、何を得たいかによって選択の余地がたくさんあります。

 

もしも、販売型のアフィリエイトを実践していくのであれば、是非コピーライティングを知って下さい。

 

絶対にあなたの収益を上げる上で力になるスキルであり、極論このスキルさえあれば大丈夫・・・くらいのものです。なぜなら、アフィリエイトをする上であなたが実践することの9割が文章を書くことだからです。

>コピーライティングとは?アフィリエイトで無視できないテクニック。